おはようございます。
自己実現を繋ぐ
心理カウンセラーの井手章紀
(いであきのり)です。
「自己破壊衝動」
このブログでは
何度も登場している言葉ですが
その仕組みについては
解説していなかったと思いますので
その紹介です。
自己破壊衝動、
言葉だけ聞くと物騒に見えますが
実はこれ多くの人が
心の内に秘めているかもしれません。
例えば仕事でうまく行ってたり
ドンドン結果を出している人が
犯罪を犯してしまったり、
信用問題で一気に落ちてしまう
これらは自己破壊衝動がある
可能性があります。
それでは、解説していきますね。
まず、自己破壊衝動とは
言い方は酷いかもしれませんが
自分の身の丈に合わない結果が出てしまうと
その時の称賛やお金や幸福感に
耐えられずにそれらの幸せを
全てぶち壊そうとする、一種の自己防衛です。
実際、
「えっなんでそんなことするの?」
ってなると思います。
「幸せなら幸せでいいじゃんって。」
「その幸せを受け取ればいいじゃんって。」
ですが、自己破壊衝動がある人は
幸せを受け取ることができません。
自分が幸せになることを許していない。
そんな人が幸せになってしまったときには
無理にでも元に戻ろうとする。
だから、これ
凄くビックリするようなことを
しているように見えますが、
やっていることは
一種の自己防衛なんです。
凄く簡単に言うと
幸せになることが怖いってことなんだけど、
でもこれだけ見た人は
「色々ワクワクして
一杯幸せを感じれば
そんなもの消えていくよ。」って
現にそのようにして
やっている方も見かけることがあります。
ただ、私はあまりそれをお勧めしません。
どれだけ幸せで塗り固めても
心の奥底はそんな幸せになる自分を
そもそも許していないわけですから
酷い場合は病気やケガなどで
無理矢理でも壊しにくる場合があります。
じゃあ、どうすればいいか。
大きく分けて
私は2つのステップが大切だと思います。
まずは幸せな
自分の存在を許していくこと。
次に自分の身の丈に合った
幸せを感じていくこと。
その身の丈も、心の器を広げて
身の丈を少しずつ大きくしていくことです。
何事も一気に結果が出たり
幸せがくると人は戸惑います。
勿論、戸惑いながらも
幸せを受け入れられたら
自己破壊は起こりません。
しかし自分責めをしていたり
幸せを受け取ることが怖い、
幸せな自分を許していない、
不幸な自分にメリットがあると
やはり自己破壊衝動は発生します。
だからそんな自分と
まずは向き合う必要があります。
そして、自分の心の奥底を
感じて認めていく。
そして、少しずつ
自分の幸せの身の丈を
増やしていくと
結果が大きいものも
受け取ることができます。
こういうのは
やっぱりセラピーが向いています。
どうしてもコーチングですと
心の奥底を
ワクワクや幸せ、
結果を出すことで
抑圧してしまいやすいですから。
自己破壊衝動の仕組みは
こんな感じです。
もし自己破壊衝動かなと思ったら、
そう感じた
自分の声を聴いてあげて下さい。
無理矢理、結果を出したり
ワクワクや幸せで
本当の心の声を無かったことにすると
自己破壊衝動による反動も大きくなります。
だから最近
「本当にうまく行かなくてよかった。」と
私自身、心から思うことが多いです。
少し前まで
自分が幸せになることを許していなかったので
もし、以前に自分の願いが叶っていたら
今頃自己破壊衝動で
大変なことになっていただろうと思います。
自分の思った通りうまく行かなかったり
結果が出なかったり
軌道に乗れない時も
本当に意味があったと日々感じています。
だから今
「ここまでやったのに
どうして結果が出ないの?」
って思う方は
もしかしたら自分自身に
自己破壊衝動があることを
身体が教えてくれているかもしれませんね。
結果が出なかったり
幸せを感じられない方は
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ここまで読んでいただきありがとうございます。