おはようございます。
自己実現を繋ぐ
心理カウンセラーの井手章紀
(いであきのり)です。
出来ないこと
失敗すること
ダメなこと
所謂マイナスなことが起こった時
本当は悲しいのに
その悲しい気持ちを感じたくなかったり。
最初は悲しい気持ちはあったんだけど
いつも悲しみに飲まれる
自分が嫌になって、
悲しくても
「ああ、いつも通り」
「自分なんてそんなもの」
「想定内、想定内。」
そうやって
すかした表情で自分に蓋をする。
熱い気持ちは冷めた瞬間が嫌だから。
嬉しい気持ちはどん底に落ちた時を
感じたくないから。
うまく行ったと喜ぶ気持ちは
調子に乗った瞬間に怒られるかもしれないから。
マイナスな感情に突き落とされて
苦しくなるくらいなら
最初から希望なんて抱かない。
人が一番苦しくなるのは
絶望し続けることじゃない、
幸せを感じた瞬間に
絶望に突き落とされることだと
私は思います。
いつも何かから逃げるように
絶望から突き落とされても
すかした表情で
「想定内、想定内。」
感情の起伏を封印した私は
いつの間にか幸せが分からなくなりました。
誰かから褒められても受け取れない。
自分が凄いと言われても
自分の改善点、問題点しか頭に浮かばない。
うまく行かないことが当たり前。
いつも自分を追い込んで
それが当たり前で
嬉しさや楽しさに浸るということが
できなくなっていました。
どれだけ喜んでも
調子に乗らないように、調子に乗らないように
「自分よりも凄い人が必ず居て
自分はいつも下なんだ。」
だから私は
心から喜んだことがありません。
正確にはあったかもしれませんが
その時の嬉しさは
いつの間にか忘れて
いつも改善点、自分の足りない点ばかりが
思い出には蘇るようになっていました。
だから私は過去を振り返ると
苦しくなります。
成功体験、幸せな体験を封印して
マイナスな体験、苦しい体験
きつかった体験、怒鳴られた体験
イジメられた体験、不幸な体験
ダメだった体験、心が折れた体験
成績が落ちた体験、空気が凍った体験
その感覚しか思い出さないから。
本当は怖かった
本当は悲しかった
本当は腹が立った
そんな感情に振り回される
自分が嫌になって
小さいころに
私は感情を封印しました。
セラピーなどを受けて
変わった部分は勿論沢山あり
直接自分を責めることは
確かに減りました。
ただ、最近
私は間接的に自分を責めていることが
分かりました。
自分をいつも苦しい状態に置いておき
それが当たり前なんだって言い続ける。
もう、ホントにこれは苦しいです。
だから今、私の心がけていることは
すかした表情をせずに
心から感じるようにしています。
うまく行かなかったら本気で悔しがる、
うまく行ったら本気で心から喜ぶ。
やるようになってから
人が持つ当たり前の感覚が
分からなくなっていたんだなって
ヒシヒシと思います。
もう苦しみから逃れるために
幸せを捨てるのはやめよう。
嬉しい時は嬉しいって
心から受け取って笑えるように。
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ここまで読んでいただきありがとうございます。