おはようございます。
自己実現を繋ぐ
心理カウンセラーの井手章紀
(いであきのり)です。
今回は質問を頂きました。
ご質問ありがとうございます。
メリットというのは
十人十色な部分があります。
ただ、大きな枠組みで考えると
思考停止ができるということです。
人というのは結論が分かっていると
安心します。
皆さんは
同じオチなのにいつも笑ってしまうもの
ってありませんか?
いつも同じような結末だけど
どこか安心する、
現実では
それを無意識は求めます。
「いや、私はどんでん返しや
ハラハラドキドキなものが好きだけど。」
って思われた方は
少し考えてみて下さい。
現実で毎日ハラハラドキドキ
心がいつも休まらない
毎日命がけの生活をしたいでしょうか?
TVや漫画では
そういうのは楽しくても
現実でそれが起こると
それは苦しいですよね。
人はできるだけ
思考停止して安心して暮らしたい
生き物です。
毎日ハラハラドキドキは
苦しいんです。
思考停止で慣れていれば
自分責めという方法も
当たり前のように使います。
どんなことが起こったとしても
最後の結論を
「そんな自分はダメな存在」
というものにしておくことで
いつも自分を責めることができます。
そして後は結論に至るための
材料集めです。
イジメられればイジメられる自分がダメ、
叱られれば叱られる自分がダメ、
イライラしても、イライラする自分がダメ、
このようになると
たとえ幸せになったとしても
「幸せになろうとするなんておこがましい、
そんな自分はダメ。」
と言って、
せっかく得た幸せを壊したりもします。
自分責めに陥りやすい人が
自分責めをやめるとするなら
まずは思考停止せずに
「考える」ことから始めてみて下さい。
自分責めで
いつも自分に何と言っていたか、
そうやって結論付けることで
何をせずに済んでいたか。
イジメられている時なら
相手に反抗せずに済んでいたかもしれない。
叱られている時なら
叱られた行動を省みることかもしれない。
イライラしている時なら
怒りの感情を感じることかもしれない。
幸せな時なら
そもそも自分が幸せを感じることかもしれない。
どれも人によっては
「自分責めするより
よっぽどそっちの方が楽じゃん。」
と思われるかもしれませんね。
ですが、
自分責めをする時は
私も分かりますが、
そもそも心を穏やかにしたり
楽になることを許していません。
常に荒波を立てて
自分を攻撃する、
そしていつの間にか
そっちの方が楽だと思ってしまいます。
今現実で
自分責めが苦しいと感じているなら
まずは考えてみることをお勧めします。
自分が見ないようにしたり
感じないようにしているものの中に
自分責めをやめるヒントがありますから。
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ここまで読んでいただきありがとうございます。