おはようございます。

 

自己実現を繋ぐ

心理カウンセラーの井手章紀

(いであきのり)です。

 

 

 

あなたは

「まだ」という言葉が口癖になっていませんか?

 

 

まだ、この程度しかできていない、

 

まだ、うまくいっていない、

 

まだ、成長していない、

 

まだ、ダメ…etc

 

 

 

「まだ」という言葉を

成功する前提で使っている時は

 

心は未来に向きます。

 

 

しかし、最近は

「まだ」という言葉を使って

自分を責めてしまうケースが多いです。

 

 

「ここまでやったのにうまくいかない、

そんな自分はダメだ」

 

「結局いつもと同じようにうまくいかない」

 

 

多くの場合は

理想を高く掲げすぎている(裏の目的有り)

 

もしくは成長を感じないようにしているなどが

あげられます。

 

 

理想を高く掲げすぎている、というのは

心当たりがある方には

かなりグサッとくる話かもしれません。

 

 

 

「理想を高く掲げることは

良いことなのに何で?」

 

って思われますよね?

 

 

確かに理想を高く掲げることは

素晴らしいことですが、

 

その裏の目的が危険な場合は

凄く身体は苦しくなります。

 

 

裏の目的でありがちなのが

理想に届かない自分を責めることです。

 

 

傍からみると「は?」って

思われるかもしれませんが

 

自分のことになると

人は分からなくなるものです。

 

 

大きな理想を掲げるけれど

いつも失敗して、

 

そんな自分はダメだと

責めている状態ね。

 

 

ではそもそも

理想に届かない自分を責めることを

する意味はなんでしょうか?

 

 

これは御自身で考えてみて下さい。

 

 

理想に届かない時に

 

やってしまうあなたの行動が

ヒントかもしれません。

 

 

 

そしてもう一つの

成長を感じないようにしている

 

正確には自分にとって都合のいいことしか

成長と感じないという状態ですね。

 

 

少し例を出して解説しますね。

 

 

 

■僕はダメな子

 

あるA君という少年がいました。

 

 

A君はそんなに頭が良くなく

 

 

親からダメな子と言われて

無理矢理、塾に通わされました。

 

 

A君は必死に勉強しました。

 

 

塾で必死に勉強するその姿は

周りの士気も高めていきました。

 

 

ある時

塾で大きなテストがありました。

 

 

A君は必死に頑張って

90点を取りました。

 

 

しかし塾のライバルのB君が

91点を取っていました。

 

 

家に帰って親に報告。

A君の90点、親はしかめっ面です。

 

 

「なぜ、100点を取れなかったのか、

 

なぜ、100点でなくても

B君に負けたのか。」と

 

 

その数日後

このテストについての

塾で三者面談がありました。

 

 

塾の先生は大喜びで

A君とA君の両親に話します。

 

 

塾でいつも勉強していること。

 

 

その姿を見て

周りも頑張ろうと努力するムードを作ったこと。

 

 

このテストは相当難しいのに

9割取ったこと。

 

 

そしてもう十分勉強が出来ていて

落ちこぼれではなく

優等生であること。

 

 

しかし両親が言います。

 

 

「B君には負けたんですよ、

この子はまだまだです。」

 

 

そしてA君は言います。

 

 

「僕はダメな子です、

落ちこぼれな僕を叱って下さい。」と

 

 

 

これは私が作った小話です。

 

 

ですがこんな小話みたいなケースが

人や場所を変えて

多く存在しています。

 

 

人は出来たことは当たり前、

出来ないところを見ないと

 

そんな風にしてしまいがちです。

 

 

成長は目に見えるかもしれないし

時に目に見えないかもしれない、

 

でも人は確実に成長しています。

 

 

ですがそうやって

成長していないと決めつけた目で

見てしまうと本当に成長出来なくなります。

 

 

今、頑張っていることと

 

直接関係ないかもしれないけど

こんなこともできた、あんなこともできた

 

そんなできたことだって集めていくと

人って成長速度がドンドン早くなります。

 

 

 

と言っている私でも

今でも今日あげた二つのことを

やってしまうことはあります。

 

 

気づいて修正、気づいて修正

心理学ってそういうものです。

 

 

だからこそ毎回気づきを大切にして

次に繋げるようにすることが

大切なんですよ。

 

 

 

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ここまで読んでいただきありがとうございます。