自分の住んでいる東海地方では、テレビ東京系はテレビ愛知になります。
しかし、何とも最悪なことに水曜日の深夜の放送で、必ずTBS系を放送するCBCなどと被ります。
それも、25分間被るとか、3番組連続で被るとか、ちょっとではありません。

ほんと、最低最悪です、東海地方のアニメ事情は。プロデューサーはアホです。わざと被るようにしているとしか考えられません。同じ日に同ジャンルを放送して競争競合しているのかも知れませんが、だとすれば言葉の意味を勘違いしているといえます。
アニメ番組のスポンサーは大抵同じですから、被った時間で同じスポンサーだった場合、スポンサー料も放送したアニメも見てもらえず無駄になります。(同じでなくても無駄になりますが)
それに、アニメはBlu-ray・DVDやアニソンCDなどの売上による利益のウェイトが大きいので、見てもらえなければますます意味がありません。


長く首都圏に住んでいた時があります。
深夜アニメを見始めた頃がまさにその最中なのですが、首都圏ではTOKYO MXをはじめ、TVKやチバテレビで大量のアニメを放送しています。
残念ながらTOKYO MXの受信状態は悪く、TVKとチバテレビ、TBSや日テレなどでアニメを見ていましたが、時間帯が被ることはほとんどありません(さすがにゼロではないです)。

国内でアニメを最も多く放送しているのは首都圏であるということは知っていますが、それは放送作品数が多いということで、放送が被らないのは、きちんと局同士が連携していて、(視聴率を取れるという意味を含め)アニメを重要視しているからだと思います。
被って見てもらえなければ何の意味もありません。


まぁ、東海地方のテレビ局がアニメを軽く見ているとしても、被ったら一切見てもらえないわけで、それではスポンサー料も無駄に散ることになります。
今時、それくらい子供でも分かることですから、ちゃんとやってもらいたいものです。


視聴率ゼロレベルの無駄な再放送を土日深夜に放送するくらいなら、TVKのように土曜深夜に新作アニメを連続放送したほうがはるかに意味があります。

現在では減りましたが、1年くらい前までは、TVKでは土曜深夜0時のアニメTVを皮切りに、深夜3時まで6本連続でアニメ番組を放送していました。
なので、週末はアニメ三昧です。
TVKのようにしろとはいいません(TVKは恐らく日本中でTOKYO MXの次にアニメに寛容なテレビ局です)が、せめて被らないようにしてもらいたいものです。
東海地方では週末深夜のアニメ放送は、地デジではゼロです。
幸いなことに、最近ではBS11などで週末深夜にアニメが放送されるようになりましたので、それが唯一の救いです。


CSなどで放送しているAT-Xの受信料は、1,890円もします。
地デジでは被って見られないので(深夜に生で見るのは無理)対策としてAT-Xを契約して見ていますが、首都圏に住んでいた頃は契約していませんでした。まったく必要ないので。

これではまるで「東海地方でアニメを見たいなら2番組同時録画できる機械を買え。有料放送を契約しろ。」と言っているようなものです。

「地方ではアニメは視聴率取れない」という意見もあるでしょうが、上述したように、深夜に放送している超マイナーでどうでもいい再放送なんて、視聴率はゼロレベルです。仮に見る人が少数いたとしても、再放送では暇つぶしが多数です。新作アニメのほうがよっぽどいい数字出します。
アニメ関連グッズの販売などで有名なアニメイトは全国展開(海外進出もあり)していますし、Blu-ray・DVDやグッズなどはネットでも買えますから、スポンサーも何の問題もありません。
その肝心のスポンサーが「地方ではつかない」ということはないです。なぜなら、問題なのは「放送するアニメの本数」ではなく、「アニメを放送する日、時間帯」ですから。

いろいろ書きたいことが出てきて話がややこしくなってきましたが、一番の問題は放送時間帯です。


地方でのアニメ視聴率ということを書きましたが、アニメはいまや、世界の共通語であり、エンターテイメントですから、地方でも視聴率は問題ないはずです。
アニメ専門チャンネル「アニマックス」では、「アニソングランプリ」というものを毎年開催していて、何千人もの一般募集の中から選ばれた優勝者は、アニソンプロデビューを約束されます。
その第2回の優勝者は、なんとカナダからワーキングホリデーで来日した「HIMEKA(本名:カトリーヌ・セント=オンジュさん)」です。
そういったところからも、アニメがいかにグローバルなメディアになってきているか、分かるはずなんですが・・・。
東京アニメフェアのすごい盛り上がりとか、地方局の奴らは知らないんですかね?


伝統とは名ばかりの古い悪習に縛られている日本のテレビ局には、いい加減参ります。
海外を見習ってもらいたいものです。(ダビング10とかB-C○SとかN○Kとか、こういう得体の知れない不透明で無意味な奴らは、世界中探しても日本だけです。超ガラパゴス。独裁。)

こんな状態が原因で、いろいろとアニメ関連で問題が発生しているということに、いい加減そろそろテレビ局には気付いてもらいたいものです。
ソ・ラ・ノ・オ・ト」は、テレビ東京系で放送された「アニメノチカラ」第1弾のアニメ作品です。


アニメノチカラ」とは、テレビ東京とアニプレックスがコンビを組んだオリジナルアニメ・プロジェクトです。
第2弾として「閃光のナイトレイド」があります。


メインキャスト

カナタ:金元寿子
リオ:小林ゆう
クレハ:喜多村英梨
ノエル:悠木 碧
フィリシア:遠藤 綾

可愛い女の子5人がメインの物語です。
主人公のカナタを演じる金元寿子さんは、本作品で本格的デビューを果たした新人声優です。
とても可愛らしい声です。


舞台は、ヘルベチア共和国。
そこにあるセーズという街にある、小さな駐留部隊・第1121小隊。
主人公のカナタは、子供の頃に迷子になった時に出会った、一人の女性兵士の吹くトランペットに憧れ、喇叭手を目指して軍への入隊を決意。
そして、小さな駐留部隊・第1121小隊に配属となったのでした。


軍に入隊といっても、ヘルベチア共和国は長い間、隣国と戦争をしていましたが現在は休戦しています。
なので、基本的に戦闘や戦争はありません。
駐留部隊・第1121小隊で繰り広げられる、ドタバタしたりほのぼのしたりの日常、時には事件が発生したりもする日常を描いた作品です。
しかし、最後は急展開が待っています。

カナタの性格が天然ということもあって、ゆったりまったりを楽しめる作品だと思います。

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閃光のナイトレイド」は、テレビ東京系で放送された「アニメノチカラ」第2弾のアニメ作品です。

テレビ東京とアニプレックスが力を結集したオリジナルアニメ・プロジェクト、「アニメノチカラ」。
第1弾は「ソ・ラ・ノ・オ・ト」。こちらも良作品でした。


舞台の中心は上海。
第二次世界大戦前の日本、上海、中国の東北部などが舞台となっています。
なので多言語展開がされており、アニメでも字幕が登場するシーンがあります。


メインキャスト

三好 葵(みよし あおい Aoi Miyoshi):吉野裕行
伊波 葛(いは かずら Kazura Iha):浪川大輔
苑樹 雪菜(そのぎ ゆきな Yukina Sonogi):生田善子
鍵谷 棗(かぎや なつめ Natsume Kagiya):星野貴紀


ここ最近の吉野裕行さんが担当する役は、ほとんどが脇役で面白い役でした。
なのでそういうイメージが強いのですが、今回のようなシリアスな作品の演技も良かったと思います。

浪川大輔くんは「07-GHOST」のミカゲ役、「君に届け」の風早翔太役のような少し高めの声が多いですが、今回のような低くて渋い声も演じられることを知りました。


見所は、その物語の内容と、主人公らの持つ超能力。
決して万能ではないその力を使い、協力して任務を乗り越えていくところと、葵たちの向かう先に注目です。

笑えるシーンはほとんどなく、シリアスで少し重い作品です。
最終話も、アニメで多い終わり方ではなく、意外といえば意外な展開です。


Blu-ray Disc・DVDの第1巻ではテレビ未放映エピソードの第0話「船上のクランクアップ」、第4巻ではテレビ未放映エピソードの「阿片窟の悪魔」が収録されています。

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