という縁寿の考察は、恐らく半分正解で半分は不正解だろう

うみねこのなく頃に咲 ~猫箱と夢想の交響曲~ オフィシャルサイト | ENTERGRAM

小此木は秀吉と懇意の中で右代宮家の重鎮だが、あくまで一企業の食品会社の社長なわけだ

だからと言って、社長であるし、右代宮家の重鎮だから行動せざる負えない。

右代宮家縁寿は小此木が天草に命令したと言ってるが、「縁寿を狙う須磨寺家が追いかけてきた場合は始末しても良い」

というだけのはずだ。

確かに、縁寿の言う通り、双方を始末すれば特になる可能性はある。

だからと言って、縁寿は表面上の右代宮家しか知らないわけで、秀吉と小此木の間に何があったのか

人とのコミュニケーション能力が高い秀吉と忖度無しで考えられる頭の良い絵羽が選んだ男が本当に、表しか理解していない縁寿に行動予測をされるのだろうか?という話。絵羽の本心すら「理解できなかった縁寿が本当に小此木の事を理解できるのか?」

魔法エンドを選んだ縁寿は後にこう本人に言っている

 

少なくとも、世間に理解できなかった絵羽の心を小此木は理解していた

 

①天草の考えすぎですぜぃと汗の意味

小此木に頼まれた、追いかけられている須磨寺家を状況によっては始末する。という願いを

「小此木が仕組んだ」という事にされたのが、天草の発言の「考えすぎですぜぃ」に当てはまるかもしれない。

元々天草はセキュリティグループに属していたので、武器は自前、もしくは天草が小此木に頼み、セキュリティグループから即決で借りた〔だから新品〕

 

②六軒島跡地に縁寿送ったのは護衛の一環である。

んなわけあるかい!と思うかもしれないが、相手は普通に街中でも追いかけてくるような連中である。

そして、縁寿を狙う須磨寺霞は「利益があるから縁寿を始末する」ではなく「縁寿の母親の右代宮家霧江を恨んでるから、その子供の縁寿に恨みをぶつける」これである。つまり、利益云々なんかは二の次三の次である。それは縁寿自身も分かることから

当然天草や小此木達も察する事は容易だろう。では、無人島に自ら行った縁寿に対して不意に攻撃をするか?答えは否。

自分の恨み妬みを吐き出した後に「始末する」だからこそのEP4で妬みつらみを言いまくった後に「始末しようとした」

だから、天草は小此木に命令をされたのではなく「独断」で、この計画を思いついた。

だからこそ、考えの飛び過ぎた縁寿の思考力に「考えすぎですぜぃ」になった。

街中で銃でいずれ始末されるより、縁寿の推理通りまとめて敵を撃退した方が危険は少ない。だからと言って危険がないわけではない。もしも縁寿が普通に「やられたら」縁寿の推理道理になった可能性は高いが、小此木サイドが縁寿を始末するのは

右代宮家絵羽夫妻の懇意としてはおかしい。

そしてポイントが、「何故バレてはいけない銃を縁寿の見える範囲に置いたのか」だ。縁寿を舐めていたという可能性もあるが

「小此木や俺が縁寿を始末するなんて答えに至らないだろう」だからバレても問題ない可能性もある。

 

そして手品ENDでこの末路と言うのは、手品と魔法の違いを思いだしてほしい。

この場合、手品が縁寿が言う小此木や天草が企てた真実かもしれない。でも確かにその状況にあったとしても「絵羽が縁寿を大切にした」そんな子を、秀吉の懇意である小此木が始末しに行くのか。ここが〔愛が無ければ視えない」のではないかと思う。

愛=魔法 ならばそうである。

 

因みに

この人はガチで無関係である。

天草の大雑把なライフルバレが一番の証拠だろう。

そもそも撃たれた音が鳴り響びいてからひょっこり縁寿の前に現れるのもおかしな話。

川畑は六軒島への人や物資の運搬を行う契約を金蔵と交わしており、六軒島輸送を一手に引き受けている。だけで、そもそも右代宮家グループと縁深いわけではなく、南條やくまさわと同じく

「右代宮金蔵」と繋がっているだけだ。

そもそも金で買収どうたらこうたら考えてる奴が、外国の漁船とのスピード勝負に負けた悔しさから、40ノットを超えるスピードをさせる高速艇に改造された、なんて言う負け嫌いができるわけもない。そういうことも「縁寿が知らないが戦人を含めた右代宮家は知っている」

川畑と言う人物を知らなさ過ぎたから「簡単に敵にした」