私の少ない交友関係で2人ほど
『ハンドレンジ表を完璧に覚えています(どやぁ)』
という人がいます(いました?)
ですが寸感:『へーすげー(棒)』でしたw
まぁ口にはしませんでしたが…
ところでハンドレンジ表…
どの位覚えていますか?

我思うのです…
『完璧に覚える事なんて不可能ジャン』と
『完璧に記憶した』と豪語する人って
何をもって完璧と言っているのだろうか…と思うわけです。
これ別に『無意味である』と言いたいのではなく
『無意味になってないか』という事を問いたいのです。

攻略サイトや攻略動画で色々と紹介されていますが
『肝心な部分がボケている』というのが個人的な感想です

具体的に言うと
『そのハンドレンジが適応されるべき条件が無い』
『書いてあってもその条件を満たす場面が無い』
『場面に応じて適宜レンジを変えよ(と表記)』
などです。

良くある条件として
『全員が100BB持ちアンティ無しでのハンドレンジ表です』
なんてありますがそんな都合よいテーブルないジャンw
と、思っていましたが…ある時ふと
同条件のテーブルに座っていた事がありました…

ですが当時の私の参加ハンドレンジは
UTG~COまで:AAのみ参加
Btn:プレミアハンド(AA,KK,QQ,AK)でオープン
SB:エニハン2BBオープン
ちなみにAAであれば無限レイズでオールインまで
です…まるで素人ですよね…でも実際今現在進行形で損なプレイをしています
それは何かというと…

『エムホールデムのトーナメントのファーストハンド』

20000点持ちスタートでブラインド100/200アンティ無し
=全員が100BB持ちアンティ無し
これ完全に条件一致していますよね?
でも私は前述の立ち回りをする…
実際にプレイしてみれば解かるかと思いますが

初手オールインマンが多いのですよw
しかもこれが、エニハンオールインではなく
『各種ポケット』『1枚エース』『2枚絵札』などなど…
ソコソコ強いハンドで軒並みオールイン合戦というケースもある
ので…正直、AAでさえフォールドしたい
という気持ちもあったりしますね…
まぁ降りないんだけどねw
理由を説明すると…オイシイからw
6人オールインでAA勝率は約50%
ですが…勝てば6倍(期待値プラス)ですからね…

あくまでこれは極論に過ぎませんが
そこまで考慮して対応できるハンドレンジ表なんて
ありませんよね?
なので…『このハンドレンジ表を覚えれば完璧です!(どやぁ)』なんて
言えるわけが無いわけです…
無いわけですが…言いがちですよねw

ちなみに私の今現在使用しているレンジ表はコチラです

これを覚えれば完璧かなwなんて個人的には思っています…
というより一応結果も出せていますからね…

そりゃもちろん
世界のヨコサワさん等、名立たるポーカープロや
各種ポーカーコミュニティのランカーさんに比べても
見劣りする以前にダメダメプレイの連続ですけどw

ちなみにこの表を見ながらプレイはしていません。
と、言うよりもプレイ後に
この表を日々更新している…と言う感じでしょうか…
要は、ハンドレンジ表というよりは『得た知識ノウハウをより簡潔にまとめた表』
に近いですかね…
ちなみに表の見方は
世界のヨコサワさんのレンジ表のそれとほぼ同じ
黄色がBtnのオープンレンジで濃くなるほどにアーリーポジションでのレンジ
青文字と赤文字はヘッズアップ時に使用する逆下限レンジ
塗り替えていて色々見えてくる…
アバウトだった部分がよりクリアに…

という事で『まとめ』

完璧なハンドレンジ表を崇拝するのではなく
完璧なハンドレンジ表を創造することが重要

覚える事にだけ力を入れすぎると
『何故そのハンドレンジ表になるのか』という
肝心な部分を見失う。

逆に
数あるレンジの条件を見比べて
実践交えて自ら再構築してみて
『どう変えていくべきなのか』
『どう間違えていたのか』
がキチンと見えてきた時
真のハンドレンジマスターになれるでしょう。

例えば…
チップリーダーに臆さず
そのゆるレンジを見透かしチップをこそぎ取ったり
逆にショートを叩くつもりが返り討ちになるなんて事も減る
と、思ってマス…
理想は『嫌な奴になる』ですかね…なんてw