雪の影響で今日から三連休(嘘です…雪関係なく今日は休み)

 

ということで色々と動画を見ていたら以下の動画にぶつかった

ウーン…『この情報はフェイクである』

と、言うわけではないけれど…
海抜ゼロメートル地帯に住む私…ヤベーwww沈むwww
調整池と2019年の台風19号にも触れられていて90%超えヤベー溢れるwww
などと半ば『おきらく』に見入ってしまいました。

という私は江東区在住。
ビッグサイトはもちろん秋葉原へも都営バス1本210円という好立地♪
…は、おいといて…
なぜ『おきらく』なのかについて書いてみようと思う


以下動画より抜粋
>東日本大震災の時には、1mを優に超える津波が東京湾を襲い

確か…晴海で1.3mだったと記憶していますが…
まぁね…あれ程の地震ですから、それ位の津波も来るでしょうよと…
ではその影響は?

沿岸地区の木造住宅は津波の高さが1mで部分的に破壊され2mでは全壊となる
丈夫な鉄筋コンクリートビルであれば、津波の高さが10m程度までは持ちこたえる
以上google調べ

湾岸エリアに木造建築…さすがに無いとは言わないですが…ほとんどビルですよね…


以下動画より抜粋
>1742年には荒川の氾濫で浅草が約2.1m

>亀戸が約3.7mほど水に浸かったと言われている
嘘なんだよね…まぁ『水に浸かった』というのは事実でしょうけれど
1742年当時、今の『荒川』は存在しませんで『現在の墨田川』の二つ名が荒川
1910年にその氾濫を防ぐために作られた荒川放水路が現在の荒川になります
『荒川が危険』ではなく氾濫を防ぐために『荒川が作られた』というわけです。
ちなみに亀戸で3.7mほど水に浸かったとありますが

大雨ではなく高潮の影響でしょう…

多分当時の亀戸は亀戸ではなく亀島でしょうから

このあたり小3小4で学んだ知識ですが…


以下動画より抜粋
>2019年の台風19号の時、調整池の貯水できる量の90%を超えてしまった

妥当なんだよね…
これ逆に『超余裕』だったら『無駄な公共事業』と叩かれるのがオチですし
そもそも…この調整池が必要な場所は海から離れた場所なのです…
もっと言えば…海抜ゼロメートルの江東区には無用の長物なのです

実際当時の私のツイートが以下


端的に換言すれば

海に毎時500ミリの大雨が降って水嵩どれだけ増す?って話
まぁ地盤が緩んで堤防決壊したらアウトではあるけれど…

常に決壊したらアウトな堤防が大雨で決壊するやわな堤防で良いわけがない!

ですからね。

以上をふまえて次の動画を見てどう感じるか

墨田・江東・足立・葛飾・江戸川区…
おいおい大真面目に何やってんだよ!
には、なりません。むしろシッカリと考えている点を褒めたたえたいです。

自然災害を舐めちゃアカンのですよ!
という事ですね。
矛盾?まぁそうね…でも実際…

平気平気♪なんて言うエリアより用心用心!というエリアのほうが
防災対策強化できるわけです…
実際、台風19号の際ヤベー事になったのは

隅田川・荒川ではなく多摩川…いわゆる『武蔵小杉ざまあ』もその時に生まれている…

 


事実、最初の動画を不安・怖いという目線ではなく

しっかりと読み解いていけば

・東日本大震災で想定外の津波が来たので対策を打った
・寛保二年江戸洪水などを受けて荒川放水路を設けた
・新たな調整池が必要なのでこれからもガンガン設ける

 

となるわけです…
まぁ他にも色々ありますが、

ガンガン対策を打っていけるエリアは景気が良い
とも言えるわけです…
そのために必要なのは何か?

カネですよ…言ってしまえば…
という事で

どこに住むのが理想であるかを考えて

出た答えは

安心安全ではなく危機感を持っているエリア…
かつ

いざという時にポンコツ日本政府をガン無視できる
『地方交付税不交付団体』です

東日本大震災の折、計画停電などありましたが
時の石原都知事は言い切った。
『日本のダイナモである東京を止めるわけにはいかない』
これを言いきれるのはやはり『国に媚びる必要が無いから』
と言っても過言ではないでしょう

という事で調べたら…
何とも悲しい現実を突きつけられました…

 

●令和4年度 不交付団体の状況
https://www.soumu.go.jp/main_content/000826808.pdf
 

とりあえずピンと来たのは…
北海道泊村、青森県六ケ所村、福島県大熊町、茨城県東海村

新潟県刈羽村、福井県美浜町・高浜町、佐賀県玄海町

ウーン…なんとも後味悪い内容になってしまったorz…

 

でも実際、最後はカネなんだな

少子高齢化だし選ばなければ家なんて余るんだ!

という主張もわかりますが

タダ同然で住める家、むしろ援助するから住んでくれ

という家って

どんなだと思いますか?

 

ズバリ結論は…廃村に住めますか?に近いでしょうね

もちろんその瞬間はそこまででは無いにせよ

カネが無いならいずれはそうなってしまう。

逆にカネさえあれば免れる…

 

ここでいうカネとはリアルマネーではなく資産価値。

という事でとりあえずは

東京都がついに不交付団体から外れました!

というタイミングまでは

のんきに余生を過ごす事にします。