オススメ度 ★★★☆☆
原作はラノベ、全12話。
陰キャゲーマーの少年が、ある少女との出会いをきっかけに人生を変えていくお話。
主軸としては、俺みたいな不細工が…とか言っている割にはそれなりに整っている主人公の成長物語ではあるが、原作が未完のために中途半端な印象を受けたアニメでした。
終盤では少し面白い展開にはなってきたものの、スンっと音を立ててしぼんでいってしまった。
少年の頑張る姿を温かく見守る…というより、行動力のありすぎるヒロインや都合の良いヒロイン、といった、女性キャラ達がすげぇ。
闇がありそうではあるが、私が見て感じたことは「周りの人間が温かすぎる」ということ。
おそらく、ターゲット層は若い世代なのだろう、私のように捻くれこじれてしまった大人には、「どれだけ理解のある人がそばにいても、人生そんなにうまくはいかないし変われもしない」。
ただし、1クールという尺の中ではコンセプト通りの展開であり、ありきたりなラブコメに発展しなかったのは良かったと思う。
学生あたりの若い世代には良いアニメかなと思いました。