オススメ度 ★★★☆☆
原作は漫画、OVA全6巻。
前世の記憶を持つ少年少女のお話。
オカルトブームだった時代に生み出された作品の一つ。
通称が「ぼく地球(タマ)」はちょっと…と思うが
前世と現代を紡ぐ壮大なストーリーとしては楽しめたアニメでした。
古い作品なので、今では死語とされている単語がいくつが出てくるので気になるが、大人びた雰囲気と心理描写が巧みだった印象。
裏をかくようなシナリオと伏線なども張り巡らされ、なかなかに内容が濃い。
しかし残念ながら、全く回収されないままの謎が多々あり、アニメ勢にはあまりにも不親切設計。
全6話という短い尺で超絶中途半端に終わってしまい、結局何が何だか分からないことだらけだった。
できることなら完結させて欲しかったアニメでした。