オススメ度 ★★★☆☆
アニマ&カンパニー制作オリジナルアニメ、全12話。
警察のはぐれ者「トクナナ」こと「特殊凶悪犯対策室第七課」のメンバーの活躍を描いたお話。
警察物としては王道、そこに様々な種族というファンタジー要素が加わった内容であり
基本路線と新しい試みを無理やり噛み合わせたアニメでした。
落ちこぼれの集団とか言われつつ実は各分野のエキスパートが集められた部署だったり
団結してラスボスに立ち向かったりと、ベタベタではあるが最終的な後味は悪くはなかった。
「刑事もの」に+αされたよくある内容だが、主人公にまつわるエピソードからラストの締めまでは興味深くもあり話の流れは面白かったと思う。
しかし、+αを最小限にとどめておけば良かったのだが、あまりにも欲張りすぎていた印象。
最も不要だったのが、キャラに属性が付加されすぎな件。
「その設定いる?」のせいで、もともと掘り下げ不足のキャラ達が更に薄く感じてしまった。
ポテンシャルは感じたが、調理の仕方が微妙に下手な内容で
閉まるところが閉まっていないようなふわふわしたアニメでした。