英国の小さな学園都市でニュージーランド人夫・息子ふたり・黒猫一匹と暮らしているAnimaです。おこんにちは。

 

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あしあと

 

 

ブログ休止中の出来事になりますが、去年の5月末に、今まで野獣家が乗っていた車が衝突事故に遭いました。

 

 

野獣さんがZさんをサッカーの練習に連れて行くために道を直進していたら、なぜかそれが見えなかったらしい右折車が普通に曲がってきて、どーんとぶつかった。人はみんな大丈夫だったんですが(Zさんがケガでもしてたら私は斧持って殴り込みに行ってたでしょうがね)、うちの車の前部が大きく破損して、修理代はかなりかかるとの見積もりに。なので、Zさん誕生以来9年お世話になったこのファミリーカーとお別れすることにしました。

 

 

翌年(2023年)にEVを購入できるよう予約注文してあった(注文から1年待ち!)んですが、とにかくすぐに車は必要なので、保険も下りたことだし、手っ取り早く、短期で手放しても惜しくない程度の安い車を買おうということになった。

 

 

そして中古車をあれこれネットで探して、夫婦ふたりプラスこけものどもも加わってああでもないこうでもないと半日ほど議論し、最後まで我が夫・野獣氏が押し通したのは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺、昔からコンバーチブルに乗るのが夢だったんだよねぇ…デレデレ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うわぁ。コンバーチブル。オープンカーですか。

 

 

アメリカ映画とか観てて、すごい憧れだったそうですよ。で、せっかくタダも同然で買えるんだから、コンバーチブルが欲しい、どうしても欲しい。コンバーチブル以外試乗したくない、だってさ。

 

 

 

 

 

お兄さん、だいぶ中二病ね~。おいでニヤニヤ

 

 

 

 

 

と笑っちゃいながらも、まぁ貴方の希望はわかった。真剣度もよくわかった。じゃあ…

 

 

こんなん↓

 

 

 

とらぼるた~~。

 

 

でなければ良しとしよう。認めてやるよ、オープンカーの購入。

 

 

そしたらさ、

 

 

 

 

Great!

買イマショウ、ハーフカーを!」

 

 

 

 

と鼻息荒くする野獣さん。「オープンカー」は和製英語なわけですが、なぜか氏はConvertibleのことを和製英語で「ハーフカー」と言うとずっと思いこんでいます。

 

 

ハーフカーって…あんたそれ、間違ってるうえに出来損ない感がハンパないんですけど…。

 

 

 

 

 

 

さてさて、まあハーフカー問題はひとまず置いておいて、ネットで見つけた中古車屋さんに行き、いくつかコンバーチブル乗ってみて、派手すぎず古すぎず、値段も保険でカバーできるものを選んで、野獣さんの夢、ついに実現しました。

 

 

 

 

 

じゃじゃーん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わーお。ハーフカーオープンカーだ~~。

 

 

 

 

 

一応顏隠してあげてますけどね。野獣さん、満面の笑みよww。

 

 

 

 

 

しかもさ、白髪だらけの頭してるのに3本線のジャージとか着ちゃってるところがまた中途半端にイギリスのヤンキー(チャブと言います)っぽくて、

 

 

 

 

 

ますます中年の中二病アピール大成功拍手してるじゃない。

 

 

 

 

 

いいじゃないの、徹底してて。

 

 

 

 

 

で、このハーフカーオープンカーを夏・秋の間は日差しギンギンで暑すぎようが典型的イギリスで寒すぎようが、喜々として屋根を下ろしてブイブイ言わせてる(古…)中二病夫なのでした。

 

 

 

 

 

 

さて、このように散々夫の青臭さを笑った後、我が家にはもう一台車を買わなければならないという事態が発生しました。次男Aさんもサッカーを始めたので、Zさんとは違う試合会場に同じ時間帯に連れてかなければならないのです。毎回お友達を頼れないこともある。ので、さらにお安い中古車を買うことに。

 

 

で、またあーでもないこーでもないと皆して議論し、「無難にホンダとかプジョーあたりの5人乗り5ドアだよね。色はシルバーとかかな」(野獣)「青のルノーがいい」(A)「メーカーはどこでもいいけど僕もブルーがいい」(Z)とか言う男どもに対し、今回譲らなかったのはでした。

 

 

その主張とは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私は元ゴスである。そして現在も多分にゴスである。私の基本となる精神はゴス精神である。」

 

 

 

 

 

こんなですからね。

 

 

 

 

 

 

 

「したがって、私は赤い車が欲しい。

一台が黒ならもう一台は

じゃなきゃダメ。

私はゴスだ。

ゴスはと黒と決まっている。

じゃなきゃ欲しくない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……。あれ?

 

 

 

私、夫のこと中二病とか言ったっけ?

 

 

 

 

 

 

あれ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もしかして……私も……なのかな?ニヤニヤ

 

 

 

という、そこはかとない疑念も多少沸いたわけではありますが。

 

 

 

 

 

 

とりあえず、こんなふうに↓

 

 

 

 

したり、あるいはこんなふうに↓

 

 

 

 

したりするのでなければよかろう、という男子どもの意見で、ワタクシの主義主張は通りました。

 

 

自宅から1時間ほどの町にある中古車ディーラーさんのとこまで行って、その日に購入~。

 

 

 

 

ゴスとしてはもっとドス赤いほうがいいんですが、まぁ予算内でそういったのがなかったので良しとしよう。念願の赤い車なので中二病少女(アラフィフ)は満足です、はい。

 

 

これで無事、こけものたちをあちこちに連れて行けます。

 

 

本性は現れちゃうものですね。夫婦そろって中二病だったことが判明した、ということで。

 

 

 

 

 

皆様、今後も見限らずにお付き合いいただければ幸甚の至りでございます。

 

 

 

 

 

あしあと

 

 

お読みいただきありがとうございました♪