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アニメ批評

日本のアニメを考えます。

 コンテンツの起源というか元ネタは、アメリカの場合であれば、圧倒的な軍事力、それに強大な大統領権力があります。でも日本には(異論があるかもしれませんが)圧倒的な軍事力や政治的権力はないのです。それでも人々は戦いの物語を欲し、なければ空想の中で作ってしまう。それらの作品が、かなり古いところでは宇宙戦艦ヤマトとか、ガンダムのシリーズになると思うのです。しかし、残念ながらこれらの作品は、情緒的な欲求から生まれた物なので、現実の戦いの物語の代用にはなり得ないのです。それが、ロボット物の悲しいところだと思います。

 ですから、情緒と割り切るか、あるいは何らかのシステムを導入するかしないと、リアリティのある作品は生まれないでしょう。最近の傾向でいえば、UAV、無人機ですね。これをネタとして使えば、新しい戦争のアニメも作ることは可能でしょう。無人機という機械に人間の意思をどう反映させるのか。電子戦によるジャミングがかけられることを考えれば、無線でコントロールするという選択肢は、最終的には弱いでしょう。ではどうするのか?それはまた後で説明しましょう。

のっけから予言なのですが、たぶんジョジョは歌舞伎の作品になると思います。


 少し説明すると、昨年11月のある日、偶然に南座の前を午前10次少し前に歩いていたわけです。

ご存じの通り、顔見世興行の貴官でして、たまたま金と時間があったので真ん中ぐらいの席で見ることにしました。

 細かくは覚えていないのですが、プロットの組み方や台詞回し、それに見栄をはるシーンなど、ジョジョと共通する物を感じました。とはいってもスタンドをどう表現するかなど問題はありますが・・・。

それでも、歌舞伎で「じょ~じょ~♫」とやっているシーンは目に浮かぶようです。



さすがはP.A.Worksですね。京都の町並みの繊細な情景が叙情的に描かれています。

ストーリーはともかく、南座が「聖地」になった記念碑的な作品といわれることになるでしょう。

能登弁天も楽しみです。


とはいえ、「犬とはさみ」の時にも感じたことですが、シャフトの影響力は大きいです。絵の作り方といい・・。

だからといって「悪の華」みたいな技法も、作品によりけりでしょうね。

森見登美彦さんといえば、「四畳半神話大系」のイメージが強いの(こっちはマッドハウス)で、それをどう覆すかが後発作品の腕の見せ所でしょう。


作品としては、安定して見やすいので、打倒京アニ、打倒シャフトの意気込みでがんばってほしいと思います。


追記:画面に一瞬現れるレブン書房は残念ながら閉店しました。いや、残念残念。こうして歴史が残ると考えれば、ちょっといいのかも。