ブログが中断していたのは、いろいろ仕事上の理由でして、なかなか難渋しておりました。
8月の末に1件発表の予定、それに9月以降仕事の段取りなどを、関係各所と連絡を取る、というか企画として成功させるというのは、それだけでもう大変で、なんといいますか疲れてしまっておりました。
ついでですから、このブログを書く動機についてもお話ししておきましょう。
いろいろな世代の人と話をしますと、「アニメの話をできる」もしくは「アニメの話をできない」というのは、明らかな世代間格差であるといえるでしょう。というか、上の世代の人の無関心ぶりには、腹立たしさを超えて、最近ではあきらめの境地です。
しかし、ですよ。
21世紀は日本の世紀であり、日本のアニメの世紀なのです。たとえば、マレーシアにでも行ってみればいいのです。マレーシアには日本のアニメの専門誌がすでに存在し、コンビニで販売されているのです。フランスのジャパンエキスポの人気ぶりから見ても、そしてYoutubeに投稿されるアニメのファンサブの翻訳を見れば、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、タイ語、中国語、それにポーランド語にまで分布しているという事実を直視するならば、日本のアニメが21世紀の世界の文化の支柱の一本になることは、火を見るよりも明らかでしょう。こうしたすばらしいアニメに何か恩返しができないか、それがこのブログの執筆動機です。作品という縦糸に、批評という横糸を絡めることで、さらなる充実した日本のアニメにおける状況を生み出せれば、というのが秘めた野望(笑)ですね。これは冗談ですが、アニメを作った人や見た人の言葉が、いろいろと飛び交ってまた何かあたら新しい境地が垣間見えればよいのです。
ひょっとすると、 現在の日本はイタリアのルネッサンスにもまさる文化が誕生している時代なのかもしれません。ダビンチやミケランジェロではなく、そう、そこのあなた。そこのあなたですよ。あなたはこれから、ライトノベルを書くかもしれない。そして、大ヒット、アニメ化となるかもしれません。そして初音ミクで曲を作ったら、気がつけばプロの音楽家になっている人もいるでしょう。日本列島を覆い尽くす豊かな緑の樹木のように、いまここで新たな文化が無数に生まれようとしています。つくづく、よい季節が巡ってきたものだと思います。
というわけで、これにて再開の口上はおしまい!
