小さな子ども達のレッスンを30年近くしていて、母子の音楽交流の小さな変化をいくつか感じます
その1つが、日常、お母さんが歌を歌うことが減ったように感じることなのですが・・・
以前は、レッスンへの道すがら、車の中で、お家で家事をしながら、童謡や自分が子供のころに歌っていた歌を、お子さんに歌っていらっしゃるお母さんが多く、あ~、そういうものなのか、と感じていました
なので、生徒ちゃんはレッスンで聴いたり弾いたりする曲が、それらの歌だとわかると一緒に歌えましたし、ママが歌ってくれるのという言葉も聞かれていました
でも、ここ数年は、幼稚園で習ったかどうかで、子ども達の知っている歌が限られてきているように感じます
幼稚園では、園の生活や季節の行事に合わせたお歌が主流なので、童謡やパパやママの小さな頃に歌っていたものは、やはり、子供たちにとってパパやママが歌っているのを聴くのが一番身近
ベビーリトミックから、ママの歌声を取り入れているのですが、この曲知っていましたか?と聞きますと、知らなかったというママも多くなってきています
歌詞の意味を考えなくちゃと思い詰めることは必要ないので、まずは音として、また言葉の響きとして、気持ちいいと感じるお気に入りの童謡やお子さんと一緒に歌える歌を増やしてみてはいかがでしょう
お金もかからず、お子さんにもママにも、そして親子関係にも効果大
お子さんが小さいうちは、お子さんに向かって歌ってあげると、子ども達はママからの愛情を感じます
少し大きくなると、ママと一緒に歌う喜びを体験できますね
そして、自分だけで歌うと言いだしてくると、お子さんが更に成長してきた証になりますよ
子ども達の歌いやすい童謡や唱歌を、お子さんの小さいうちから生活の中で歌ってみてください
それに、
歌って声を出すことは、ママにとっても気持ちをリラックスさせる効果がありますよ~