ピアノは、未就学児にさせたい習い事のランキングでは常に挙がる習い事です
それは、きっと、音楽に親しんでもらいたい、という親心
そして、音楽の中からでも、リトミックやバイオリンよりもピアノは人気が高いです
さて、そうして始めたピアノのお稽古
始めのうちは、お子さんは新しいことを始められて楽しく、お母さんも我が子が楽しむ姿を見て嬉しいですね
次の課題は、お子さんがお家で練習をするかしないか?ではないでしょうか
でも、私は、何百人もの小さなお子さんを教えてきましたが、あまり、練習する・しない問題に直面したことがないのです
それは、きっとお家での練習の与え方や、練習の必要性への捉え方が緩やかだからかな・・と思います
3歳児程度なら、レッスンで行ったお歌を、ママと一緒に手をたたきながら(リズム打ち)歌ってみようとか、好きな色で線と丸を書いて音符の概念がわかる遊びをママと一緒に行ってみたり
これらは、ピアノの練習という感じはなくて、子ども達はママと一緒に遊んでいるように感じますよね
4歳、5歳は、年齢や進度に合わせて、レッスンで行った箇所で難しそうにしていたところだけ、ちょっと印を付けて練習というか復習を促す程度
まあ、練習してこなくても次回のレッスンで一緒にやるから大丈夫と捉えていますし、お家に帰って何をどう練習するのか忘れちゃったら、ママに聞いてまで頑張らなくても良いよと言ってあげます
これは、間違った練習をしてしまったり、ご家庭での練習が厳しくなって、子ども達が大変な思いをしてしまうことを防ぐためでもあります
でも、こうしてママと一緒に遊びのような練習をしたり、レッスンで先生と一緒に練習することが続くと、不思議と小学2年生になる頃には一人で練習できるようになってくるものです
子ども達は、難しいと感じることは、一人では頑張りたくない
ただ、練習したら出来るという体験を重ねると、練習すれば出来るんだと実感して楽しいものになっていくのだと思います
お子さんが、ピアノを練習するか・しないか?は、習い始めの数年をどう過ごすかも大切な要素かもしれませんね
幼児ともなれば、リトミックで音楽を表現するよりも、楽器を弾きたくなりますし、バイオリンよりもピアノの方が幼稚園などで身近ですからね
![ピアノ](https://emoji.ameba.jp/img/user/do/doching/1798212.gif)