お子さんのためと思いつつも、上手く叱ることが難しいと感じるお母さんが多いようです
NHKの番組で「叱り力」が足りないと感じている母親達に、親子で参加してもらって「叱り力」をアップさせる1泊2日の合宿の様子が放送されていました
お子さんとのコミュニケーションが上手くいかないというお悩みのお母さんたち
1つの例として、下のお子さんに手がかかるのに、上のお子さんが何をするにも遅くて、ママがイライラ お子さんは、下の子ばかりを相手にしているママに自分は構ってもらえていないのに、さらに日常何をするにも遅いと怒られてばかり・・・
2つ目の例は、学校に行きたくない中学生の娘さんに、お母さんが何を言っても聞いてもらえないし、娘さんの考えを聞くこともできずに悩んでいるお母さん・・
計9組の親子が参加していたので、他にも様々なお悩みがあったとおもいますが、番組では、ダンスの夏まゆみ先生が講師として、親子に課題をさせながら、お子さんの気持ちや個性をお母さんに気付かせていました
2日間の合宿でしたが、お子さんと上手くコミュニケーションを図りたいと参加されたお母さんは素晴らしいと感じました
そして、お子さんに受け入れてもらえる「叱り力」は、親子関係が良好になる「コミュニケーション力」に繋がっていました
ところで、子どもへの親の「叱り力」
私は、子ども達のレッスンを通じて、子どもとお母さん(お父さん)との関係を垣間見ることがありますし、お話することもよくあります
番組のように、お母さんの尺度で判断したり、お子さん気持ちを感じる力が低下していると、お子さんが委縮してしまったり、コミュニケーションが上手くいかない場合も
そんな時、私は、お子さんのレッスンの様子や会話から、お子さんの良いところをあ母さんに伝え、お子さんの気持ちに味方になってあげるようにしています
お父さんも、お母さんも、自分の見えていなかった我が子の良いところを指摘されれば嬉しいですよね
夏先生は、「叱り力」をアップさせるには、子どもと向き合って能力や特性を知ることが大切と言っていました
忙しい日常では、自分の思うスピードで動いてくれなかったり、何を考えているのかわからないと、怒ってばかになってしまいがちです
ピアノやバイオリンのレッスン
先生というもう一人のお子さんを見る大人がいることで、お子さんの「好き」や「気持ち」を一緒に見て感じ取る良い機会でもありますよ
他のお子さんと比べたり、良し悪しを親御さんの尺度で測らずに、先生と一緒に子どもを育てられる場所として、個人レッスンを活用するのもいいと思いますよ~