ピアノのレッスンと言えば、一般的に「楽譜通りに弾けるように指導する/練習する」のがお約束。
以前はそれで上手くレッスンが進んできましたが、今の子どもたちの世代はそれではモチベーションは保てないようです
今の世代の子どもたちを「α世代」と言うそうなのですが、α世代の子どもたちは、具体的に提案をして興味の枠を広げてあげるようにすると良いとか・・・
「ピアノアドヴェンチャー」は、その名の通り、「ピアノで冒険をする」テキストです。
例えばこの『ウォーキングソング』だったら・・・
1 ゾウさんのウォーキング
2 子馬がパッカパッカしている感じ
3 つま先立ちで踊ってる感じ
4 王様がやってきた感じ
こんな感じで、それぞれイメージをして弾く場所や音の大きさ、テンポなどを変えて弾くと4回弾くのも「4回も練習させられている」と言う感覚にならないし、ピアノでいろんな表現ができることを知るので、ピアノに対する興味も広がりますよね
この曲の指導で大切なことは、
1 「2・3・4」の指を上下の順次進行で弾くこと
2 一定のテンポをキープして弾くこと
・・・となっています。それを踏まえつつ、子どもさんの興味が広がる方法で弾かせてあげると楽しくなります
指導書にはそれぞれのイメージの伴奏譜もついているので、音楽的にも楽しい体験ができますよ
(Primer 指導書より)