3月に迷子犬として、広島県動物愛護センターに入ったボストンテリア。
年齢が推定10歳となっており、もしも飼い主さんが現れなかったら、お迎えされますか?と年齢的にもう飼えないと言われていた方にお聞きしてみました。
すぐに是非我が家に迎えたいと言って下さったので、もし大病を抱えてても大丈夫ですか?との問いにも、即座に大丈夫ですとお答え下さいました。
翌日センターにその旨お伝えしました。
告知から2週間後、お迎えが無く、引き出し登録をしているボランティアが引き出しさせて頂きました。
写真で見るより、とても小さな子でした。
新しく家族として迎えて下さる方にお届けしたのですが、トイレをすぐに覚えた天才犬でした。
飼い主さん、もう犬は飼えないと思っていた!ととても喜んで頂きました。
隔離期間を終えて動物病院にて、登録やフィラリア予防など済ませて、近況を頂きました。
「我が家に頂いた ワンコの目の調子が悪いので 目薬を貰うついでに 今日 登録を済ませてきました。
名前は ⚪︎⚪︎でーす。
とっても良い子で 素直な ばーちゃんですが 白内障が進んでおり 片目は余り 見えて無いのかな?
よく物にぶつかりますが 元気 元気の甘えん坊で 大人しく 主人より私にベッタリかも?(emoji)
ワンコを世話して貰い ありがとうございます。
大切に飼わせて貰います。」
との事でした。
思えば、この方との出会いは、ペットロス真っ最中の時に、預かっていた子犬のお世話に何回も来て頂いた時でした。
とても気さくで、親身にお世話して下さる様子に、まだまだお元気で、充分にお世話出来る環境の方に、是非もう一度飼って頂きたいと思っていました。
よくご自分の年齢に関係無く、子犬や子猫が欲しい、若い子なら大丈夫とか言われますが、飼育放棄の理由で多いのは、飼い主さんの死亡や、施設に入所するからというのが本当に多いんです!
ですが、今回の飼い主さんは、ちゃんと自分の中でセーブされておられました。
こんな方に家族に迎えて貰ったボストンテリアの⚪︎⚪︎ちゃんは、とても幸せそうですね❣️
今は炬燵の中で寝てるそうです。