溝に落ちた子犬 | 広島動物ネットワークのブログ

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広島で飼い主さん募集中の犬猫の情報です。

譲渡会の最中、子犬が川に落ちたので助けて!と言う電話が入り、慌てて男性スタッフに助けを求め同行して貰いました。

 

現地に着くと、2匹いた子犬の1匹は、事前に柵を作った中に閉じ込められていました。

逃げては大変と、毛布で追い詰めて何も持たず行った為、ダンボールを借りて無事保護出来ました。

 

川はどこ?と探すと、助けを求めて電話をかけて来られたお母さんさんがやって来て案内されると、川では無く溝でした。

溝に落ちて上がれない所に、お父さんが来い来いと言ったら、怖がって溝から川に向かって大きな土管が通してあるのですが、その中に逃げ込んだそうです。

 

さてどうする?

土管に入って追い詰めるしか無いと提案した物の、誰も入るとは言われず。。。

仕方ないので私が入る事に。

(男性では土管に入るのは無理な大きさでした)

 

長くて、真っ黒な土管の中を這いつくばって何分経ったでしょうか。

ほとんど出口に子犬はいました。

出口に毛布で塞がれているのを確認した子犬は、私の方にやって来て、這いつくばるのが精一杯の私の肩をすり抜けて行きました💦(土管は川に向かって下っています)

 

 

(↑この斜面の下に土管が通っています)

仕方がないので、また暗い土管を這いつくばりながら戻るも子犬は消えていました😭

 

すり抜けた時点で、土管を走り降りて山に逃げ込んだ様子です。

土管から着地地点は1.5メートル位あり、子犬は怪我をしていないだろうか?

濡れていたので夜寒くて凍え死しないだろうか?と心配しましたが、あくる朝お母さん犬と山の近くで遊んでいたそうです。

 

柵にご飯を置き待てど午前も午後も来ず、また明日待つ事にしました。

 

田んぼの中に水を引く為、あちこちに溝がありますが、今回の様な深い溝に何も蓋がされていない事に驚きました。

子供が誤って落ちる事もあるかもわからず、蓋をして欲しいものです。

野犬のいる地域の皆さん、危ない所には蓋をして下さい。

野良猫や野生動物も落ちるかもわかりません。

宜しくお願いします。