★生化学検査にはどんな項目があるのかな?★ | 動物病院の血液検査はどう読むの?

動物病院の血液検査はどう読むの?

動物病院で血液検査をしてもらったけど、説明がわからない。この記号は何? これが高いとか低いとかよくわからない。 あちこち話が飛びますので、「ブログ内検索」をうまく使ってください。(まだまだ未完成です)

まずは、一般的な動物病院で測定できる、


血液検査の項目を羅列してみます。



動物病院の血液検査はどう読むの?


上の写真のように、動物病院には測りたい項目ごとに、1枚1枚フイルムがあって、


血液検査の機械にそのフィルムをセットします。



既に、病気が見つかっていて、経過観察だけであれば、


前回の検査で異常のあった項目だけ選んで検査することも可能です。



全く初めての検査であったり、健康診断のような検査でしたら、


広く・浅く、いろんな項目を見ることが必要になります。



【主な血液生化学検査の項目】


TP・・・総タンパク


ALB・・・アルブミン


GLOB・・・グロブリン


ALT(GPT)・・・アラニンアミノトランスフェラーゼ


AST(GOT)・・・アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ


ALP(ALKP)・・・アルカリフォスファターゼ


GGT(γ-GTP)・・・ガンマグルタミルトランスペプチターゼ


CHOL(TCho)・・・総コレステロール


T-Bil・・・総ビリルビン


GLU・・・グルコース(血糖値)


BUN・・・血中尿素窒素


CREA(Cre)・・・クレアチニン


Na・・・ナトリウムイオン

K・・・カリウムイオン

Cl・・・クロール(塩素)イオン


P(PHOS)・・・リン


Ca・・・カルシウム


CK(CPK)・・・クレアチンキナーゼ


AMYL・・・アミラーゼ


LIPA・・・リパーゼ



どの病院にも、これらすべてが揃っている訳ではなく、


ほとんど使わないような項目は、外注検査で測定してもらうこともあります。