こんにちは、前者後者論ナビゲーター(ユニバーシティ1期生)のナミキレイナです。

前者後者論は人間は2タイプに分かれているというタイプ論です。
それ何?という方は前者後者論公式webの概要ページをご一読ください。

 

いま「子どもの文化人類学」という本を読んでいます。


この中に出てくるカナダ北部のインディアンの価値観が面白いの!!

彼らは「はたらく(狩りや毛皮なめし)」「あそぶ(おしゃべりやポーカー)」「やすむ」という区分で日々の生活をしているとのこと。

 

で、この「やすむ」という概念が、とっても後者的でびっくり!!


↓↓以下抜粋↓↓

(一本道で立ち止まった人を、後続の人が急かさないのは)
「やすんでいる」からなのです。

「やすんでいる」人は、彼自身の守護霊と交信しているのです。

そして、守護霊の声、つまり、彼自身の「内なる声」のようなものに耳をすましているのです。

これは神聖な瞬間なのですから、その人の心の静寂に他の人がわりこんだりすることはできないのです。

補足:ヘアー・インディアンは3歳~10歳ころから、個人それぞれの守護霊を持つのだそう。大概が動物で、例えばテンが守護霊の子は、一生その動物を殺したり食べたりしてはいけなくなる。そして、一生その心の中の守護霊に、色々なことを「相談」しながら生活するんだそうです。

 

で、立ち止まる以外に、どんな時を「やすんでいる」と認識しているか、というと…

長時間眠って夢を見ているときも、また目をあけて白昼夢を見ているときも、それから、五秒とか三十秒くらいのほんの短い間、我を忘れてボーッとしているような人も、「やすんでいる」のです。

 

…って、コレ、もろに後者の「潜ってる・飛んでる」状態じゃーんっ!!

 

そうか、インディアンは後者文化の民族だったのか。

 

そして、目から鱗だったのが、

 

そうか…生活の三本柱、くらいの位置づけでいいのか、「潜る」ってーやつ。

 

ってこと。

 

確かに、水中がホームな後者としては死活問題なんだよ!!

ずっと海に帰れないと死ぬ!!必須事項だ!!!

 

いまの日本で言う、人間界の社会人活動って、基本的に地上でするものなので、ずっと地上に出ずっぱりでいなきゃいけないんだと思っていたんだけど、、、

 

「みんな潜るのが当たり前の社会」っていうのもあるんだね…!!!Oh…優しい…!!!

 

本来、後者が多い文化だった日本にも、そういう「無形の知恵」はあったんだろうな。

例えば、安直だけど「間」を大事にする精神なんかは、そういうものの名残だったのかもしれない。

 

「よーし、じゃあ堂々と潜ろう!!終電間際の新宿駅ホームで立ち止まってもOK!!」とはなかなかなれないかもしれないんだけど、

 

「自分にとっては大切な瞬間なんだ」

 

っていうことは、認識できたらいいな、と思ったのでした。

 

 

この本に出てくるポーカーの話。

 

「ポーカー中、勝っているのに、急に『やすみに』行って抜けてしまう人がいたりもする。その場合、見物客のなかの一人が代替に入り、休みおわった人は、見物客に回る」んだそうな(笑)。
※見物客の人、漁夫の利だよなぁ…。

 

勝ち負けよりも、「やすみ(潜る)」が大事。

 

うーん、見習いたいものです。

 

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