OpenMediaVaultで共有したフォルダへのの書き込み権限 | けいきゅん ヽ(^◇^*)/♪ でおじゃる

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単なる雑記帳のつもりがラズベリーパイというオモチャを手に入れてすっかりハマって少々技術よりのブログになってしまってます

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そういえばラズベリーパイ3(Raspberry Pi 3B+)をファイルサーバー化した時に引っかかって時間を取られてしまった件。

 

共有してあちこちのパソコンから中身が見えてそれぞれのパソコンに共有フォルダからコピーしたりは問題なく出来たのだけど(読み込み)、共有フォルダへのコピーがちょくちょくダメ(書き込み)。

 

今考えれば時々書き込み出来たのは何故?と逆に不思議なのですが…。

 

とにかく各パソコンにユーザーを追加した時にデフォルト設定ではUsersグループに所属してるので、これに書き込み権限を与える必要がある訳ですね。

 

「アクセス権管理」→「共有」から共有フォルダ追加、名前を「私の共有」とかにしたら→

「SMB/CIFS」→「共有」で「私の共有」を追加して→

 

この「私の共有」をUsersグループが書き込み出来る権限をあげる設定が必要。

「アクセス権の管理」→「共有フォルダ」で「私の共有」をクリックして「特権」ボタンを押し、共有の権利を必要なユーザーに与える(読み書きとか読み込み専用などにチェック)→

特権ボタン隣の「ACL」ボタン押して「ユーザー/グループのパーミッション」で「users」にチェックと追加オプションもグループ〜usersを読み書き実行にする(これは二重設定になるから不要かも)したらOK。

ここの設定次第でユーザー毎の細かな権限管理が可能(ユーザーAは読み書き可、Bは読み込みだけ、Cはアクセス不可、など)。

 

これでどのパソコンからも共有フォルダへの書き込みや削除などが普通に出来るようになります。

共有した外付けHDDはEXT4でフォーマットしてますが、Windows10からもM1macからもネットワークから共有フォルダにアクセスして読み書き出来ることを確認しています。

 

ちなみに何度もOMVの設定を同じ名前などでやり直したりしていると、macのネットワーク接続の設定に別名で改めて接続出来るはずが「接続できません」になったりすることがあります。

隠しSSHフォルダのknown_hostsファイルに古い情報が書き込まれたままになっていてそれが邪魔することがあるんですね。

 

解決するには…

ターミナルから「cd /Users/[あなたのユーザー名]/.ssh」フォルダに入って(隠しフォルダなので「ドット・エス・エス・エイチ」です)→

「sudo nano known_hosts」でファイル開いて接続名のが何か書き込んであったらその行を削除→

「^O」(Controlキー+O)で上書きして「^X」で終了。

 

これで改めて接続可能になったら良かったね、です(^_^)