Fedoraといえば企業で導入が多い有料のRedHat Linux、有料なんですけど、これの系列でオープンソースなので無料。個人とかで勉強したい人にはCent OSとともにありがたい存在のシステムです。
これのラズベリーパイでも動いちゃうバージョンがFedberry。
Pidoraというのもあるのですが、2014年以降システム更新など止まってるみたいなので、そっちはとりあえず無視しました。
あと、Fedoraの公式サイトからもARMcpu版が出ていて、ラズベリーパイもCPUはARMだし動くことはは動きます。でも、専用にカスタマイズされたfedberryの方が最初から無線を認識していたり初期設定の段階であれこれ悩まずに済むので、公式サイトからの導入はパスしました。
私はマルチブートのPINNにあるfedberryを利用しています。今日現在はバージョン27.1です。
なお、Fedberryのサイトは以下のアドレスなので、直接メモリに焼きたい方はここからダウンロードするといいです。
http://download.fedberry.org/?dir=releases
ここから28→image→armhfp→deve1-snapshots→fedberry28.0.20180725と辿ると、その中にxfce版があります。拡張子のraw.xzはmicroSDやUSBメモリへの書き込みソフト、Etcherを使うと、圧縮されたイメージ(raw.xz形式)のまま読み込めるので便利。
ちなみに29のバージョンのフォルダを辿ると現在はまだ準備されなくて、逆に27のバージョンだとxfce版の他に軽量なlxqt版もあるので興味ある方は試してみるのもいいかも。
インストールが終わると初期セットアップ画面が出ます。
LOCALIZATION -> Asia/Tokyo
SYSTEM -> NETWORK -> Wireless(wlan0)設定画面左下Host Name FedwでApply
ROOT PASSWORD -> 忘れない英数で設定
USER CREATION -> 初期セットアップでは省略(日本語化とデスクトップ構築終わってからの方がスムーズに出来そう)
と順に設定したらFINISHで再起動。
次は日本語化ですね。