ラズベリーパイの仮想メモリを増やす | けいきゅん ヽ(^◇^*)/♪ でおじゃる

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単なる雑記帳のつもりがラズベリーパイというオモチャを手に入れてすっかりハマって少々技術よりのブログになってしまってます

パソコンとして使おうと思うとどうしても1GBのメモリでは狭くてフリーズするケースもありまして…。
Chromiumでflashを長々と見てるとメモリ消費が半端ない(笑)、あとGoogleマップ上でずっとあちこち移動してたりしてもそうだし。

軽量ブラウザの話はまたの機会にして、今回はSDカードの延命化に逆行することをあえてやります。これも快適な激安パソコンライフの為(笑)

ルートユーザーでログインするとターミナル作業を少しでも減らせるのでオススメ。それを前提で書いていきます。ターミナルコマンドも使います。

1.ターミナルを起動

2.「free」と打ってSwap領域が初期設定の100Mを現状確認

3.「systemctl stop dphys-swapfile」の呪文(作業の為Swapを止める)

4.再度「free」でSwapが0になったか確認

5.ファイルマネージャでルート下(/)の「etc」フォルダにある「dphys-swapfile」をダブルクリックで開く

6.「CONF_SWAPSIZE=100」の数字を100→2048に書き換える(100MBを2GBにしたい場合です)

7.上書き保存してファイルマネージャでの作業はおしまい

8.「systemctl start dphys-swapfile」の呪文(書き換えた設定で起動)

9.「free」でswapが2100M弱になって入れば仮想メモリは無事2GBです

おしまい

この結果タスクマネージャで見たメモリが1GBから増える訳ではなく、あくまでメモリを食いつぶしそうになっても2GB分の退避場所があるのでフリーズしにくくなりますよ、ということです。誤解しませぬよう。

ルートユーザーで作業するのでsudoコマンドは不要ですし、ファイルマネージャからシステム関係のファイルを書き換えても「権限ないからダメよ」と怒られることもなくスムーズに作業できますので、やりたい方は是非この方法で(^-^)

余談ですが、マルチブート環境のbeerybootで同じバージョン、リリースのraspbian入れても初期状態で設定ファイルが100Mなのにswap領域が0という謎が解決できなかったので、諦めて普通にNOOBS環境のRaspbianでやっております。