パソコンとして使おうと思うとどうしても1GBのメモリでは狭くてフリーズするケースもありまして…。
Chromiumでflashを長々と見てるとメモリ消費が半端ない(笑)、あとGoogleマップ上でずっとあちこち移動してたりしてもそうだし。
軽量ブラウザの話はまたの機会にして、今回はSDカードの延命化に逆行することをあえてやります。これも快適な激安パソコンライフの為(笑)
ルートユーザーでログインするとターミナル作業を少しでも減らせるのでオススメ。それを前提で書いていきます。ターミナルコマンドも使います。
1.ターミナルを起動
2.「free」と打ってSwap領域が初期設定の100Mを現状確認
3.「systemctl stop dphys-swapfile」の呪文(作業の為Swapを止める)
4.再度「free」でSwapが0になったか確認
5.ファイルマネージャでルート下(/)の「etc」フォルダにある「dphys-swapfile」をダブルクリックで開く
6.「CONF_SWAPSIZE=100」の数字を100→2048に書き換える(100MBを2GBにしたい場合です)
7.上書き保存してファイルマネージャでの作業はおしまい
8.「systemctl start dphys-swapfile」の呪文(書き換えた設定で起動)
9.「free」でswapが2100M弱になって入れば仮想メモリは無事2GBです
おしまい
この結果タスクマネージャで見たメモリが1GBから増える訳ではなく、あくまでメモリを食いつぶしそうになっても2GB分の退避場所があるのでフリーズしにくくなりますよ、ということです。誤解しませぬよう。
ルートユーザーで作業するのでsudoコマンドは不要ですし、ファイルマネージャからシステム関係のファイルを書き換えても「権限ないからダメよ」と怒られることもなくスムーズに作業できますので、やりたい方は是非この方法で(^-^)
余談ですが、マルチブート環境のbeerybootで同じバージョン、リリースのraspbian入れても初期状態で設定ファイルが100Mなのにswap領域が0という謎が解決できなかったので、諦めて普通にNOOBS環境のRaspbianでやっております。