3、覚醒
コートに戻った途端魚住は積極的に攻めました。田岡監督が驚くほどに。赤木はいつもと違うと感じ、観戦していた牧もファールの境界線を引いたと解説。
これが出来るのは難しいです。ファインプレーとファールは紙一重。
頭と体がコントロール出来、一体化してないと出来ない技です。
さらに魚住は体をはったプレーを見せ、チームメイトを安心させます。
リバウンド、スクリーン、アシストどれもあまり目立ちませんが重要です。
これに対して仙道が応え爆発的に点を取ります。
魚住がフォローしてくれるという安心感で思い切りの良いプレーが出来るのです。
チームの主役でなくてもいいと、腹を括りチームを勝たせる事を選んだからです。
まさに”覚醒”です。
この時の魚住は頭から指先まで神経が研ぎ澄まされていて自分の限界を超え新たな境地にいたはず。
この魚住の覚醒にチームメイト達も今自分のすべきことを考え自分の仕事に没頭していき、湘北をあと一歩まで追い詰めます。
やはり、陵南は魚住でした。今までの魚住の在り方をチームメイト達は見ていてさらに結果を出し自分を捨ててチームの為懸命に働いている。
なんとかしたい!とチーム一体になった瞬間です。
今、自分を何をするか?で集中し覚醒したのです。


