新たな猫コロナウイルス 株FCOV23 が世界中の国々に伝搬し 日本にやってくる可能性がある

 

2022年地中海の小さな島で新型FIPのアウトブレイクが起こり数千頭の猫が発症しました。今までのFIPに比べて非常に高い死亡率と発症率で遺伝子の分析の結果新型であることがわかり、FCOV23と名付けられました。困ったことにこの新型コロナウイルス株は、キプロスからイギリスに輸入された数匹の猫からも検出されました。イギリスに輸入された猫たちが、外を歩き回って感染を広げ、より毒性の高い新たな株FCOV23が世界中の国々に伝搬しやがて日本にやってくる可能性があるのではないかと恐れています。

 

もうひとつの懸念は、キプロス政府がモヌルピラビルをキプロスの猫に大量に投与していることです、コロナウイルスは非常に変異が早いウイルスですので、モヌルピラビル耐性株が出現することです。