猫の好酸球性肉芽腫複合体

肉芽腫ってなんですか?

肉芽腫は、炎症細胞が集まって塊になった状態です

好酸球とは何ですか?

好酸球は白血球の一種で、アレルギー反応にする細胞です、アレルギー物質が体に侵入すると好酸球が集まりは炎症性物資を放出し、かゆみ 腫れ 赤みをこします。

好酸球性肉芽腫複合体 とは何ですか?

好酸球性肉芽腫複合体は好酸球からなる肉芽腫ですが3つに分類されます。3つはそれぞれ単独で発症する場合と 3つとも発症する場合がります

1 潰瘍

2 好酸球性プラーク

3 好酸球性肉芽腫。

引っ掻くことによって内部の皮膚タンパク質が放出され、さらに悪化します

 

1 潰瘍

口の中や舌にできることもありますので、口の中をよく観察してください

一般的に痛みは強くないので、無痛性潰瘍とも呼ばれますが、放置すると破壊的に広がるので

早期に治療が必要です。

2 好酸球プラーク

この病変は通常、腹部、太ももの内側、肛門、または喉の領域にある、隆起した肥厚します

これらの病変を持つ猫は、通常、非常にかゆくなります。

3 好酸球性肉芽腫

典型的な下唇または顎の腫れ、または太ももの後ろに病変を生じます。

 

好酸球性肉芽腫複合体は、好酸球機能の障害です。好酸球の本当の仕事は、寄生虫を攻撃することです。寄生が発生している場所に引き寄せられるように設計されており、そこに到達すると生化学物質を放出して侵入生物を破壊します。好酸球性肉芽腫複合体の猫では、好酸球がアレルギー反応の部位に呼び出され、放出された生化学物質が局所のコラーゲンに損傷を与えます。治療はアレルギー反応を抑えることです.

 

治療

病変の根底にある原因を特定できれば、それが最善の治療ですが、猫が何にアレルギーを持っているかを特定することは、非常に困難です、早く結果を得るには、ステロイド治療が一般的です

Depo-Medrol® などの長時間作用型注射剤 短時間ステロイド注射、ステロイド経口薬等を投与します。難治性の病変は診断を確定するには、生検が必要になる場合があります。

 

ステロイド治療の他には

免疫調整剤のシクロスポリン経口薬が効果的ですが、猫は味が気に入らないようです。

抗炎症作用を持ドキシサイクリン等の抗生剤が効果的であることもあります。

ノミ寄生の可能性がある場合は定期的ノミの駆虫

食物アレルギー検査、除去食試験等をおこないます

 

最新の新しい治療

1.   アルファ インターフェロン皮下注射 週3回6週間注射

2. 5%イミキモド クリーム 週に 3 回塗布

3,ヘルペスウイルスの関与が疑われる場合 抗ウイルス剤のファムシクロビル 投与

4 オメガ3脂肪酸DermCaps® 

等に効果が認められています。