猫の尿マーキング ② 対処法

 

発情に伴うマーキングは動物病院で避妊手術をして頂いてください。

 

反応性マーキングの対処法

 

1猫の習慣を変える

2スプレーの必要性をなくす

3薬による治療

4様々なティップス

 

1 猫の習慣を変える

掃除方法

マーキングされた場所を掃除することは非常に重要です。塩素系の消毒剤は人間にとっては臭いを消す効果が最も高いので推奨されてますが、猫にとっては尿のような臭いと感じるので逆効果です。通常の洗剤をお湯で10%程度に薄めて

尿のタンパク成分と脂肪成分を落としてください。洗剤の臭いも残さないようにお湯でふき取って、乾燥させてください。

猫を叱ることは絶対に避けてください。その場所でスプレーしなくなることはありますが、スプレー場所がより目立たない隠れた場所に移動するだけです

 

2 スプレーの必要性をなくす

猫のコアテリトリーを再構築してください。コアテリトリーに必要な、食べる、寝る、遊ぶという活動の提供を増やしてください。食事の回数を増やし、遊びを増やし、高い所に休憩できる場所を作り、音や不安を減らしてください。

外からの刺激を無くすために、窓やドアか離れた場所にコアテリトリーを作ってください。窓やドアをカーテンなどで隠し不安を感じさせないようにしましょう。刺激を少なくするために、一つの部屋だけを行動範囲にするのも効果的です。

 

3 薬による治療

最終的に薬による治療が必要になることも多いです。不安を取り除く薬 当院ではフルオキセチン(人間のうつ病の薬)を処方しております。猫の不安を軽減する最も効果の高い薬です、猫の感情バランスを整えます短期間だけ使用することで、早期に改善させることができます。

フェロモン(猫顔から出る物質)を部屋に気化させることで、猫に安心感をもたせることができます。

薬による治療は、猫のコアテリトリーを確立した上で使用することで効果が出ます。薬だけでは効果は期待できません。

 

4 様々なティップス

◎ 猫は餌を食べる場所にはスプレーをしたがらないので、スプレーする場所に餌を置く

◎ トイレの砂を変える、特定の砂が気に入らないことがある

◎ 猫の数以上のトイレを用意する、3匹の場合は4か所以上のトイレを用意する

◎ トイレはそれぞれ離しておく

 

 

最後にスプレーの原因が 大きな病気(膀胱炎、腎不全 ホルモン疾患 等)の場合もありますので、コアテリトリーの構築で改善しない場合は動物病院で検査をうけてください。