犬の認知症

動物も高齢になると認知症になります。

飼い主さんが気付かれる最も多い症状は 昼夜の逆転です、睡眠と覚醒のサイクルが乱れから夜泣きや徘徊がはじまります。症状はゆっくり進行していきます。昼間の騒がしい時間は眠り、夜静かに落ち着いてくると症状が始まります。

治療:多くのサプルメントが販売されておりますが、あまり効果が認められないことが多いです。獣医学的なエビデンスが証明されており当院で処方している内服薬は、

①   メラトニン 松果体ホルモンと呼ばれており、睡眠を促すホルモンです、高齢になると少なくなるので投与してあげることで、正常な睡眠サイクルを取り戻す可能性があります。

②   セレギリン 脳の神経伝達物質であるドパミンを正常な量に近づける薬です、日中の注意力と活動性を維持するのに役立ちます.

 注意しておかなければいけないのは、認知症の原因が単なる老化ではなく、重大な病気の一症状である場合があります、まずは動物病院でしっかり診断して頂いてください。