大人の研修会(笑) | ぴねこんのぷくぷくしてらんない日々

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2017年3月半ばにツレが脳出血で倒れ、ドタバタが始まり
2020年春に自分が糖尿病だということが確定、治療に乗り出しドタバタ中
2023年1月半ば、ツレ父が急に旅立ってしまった日にツレの大腸がん発覚で
去年は年明けから秋口の相続税申告までドタバタしてました~!

とある会で知り合ったメンバーで、最近大人の研修会みたいなものを楽しんでいて

静嘉堂文庫美術館へ行ってみたり、五島美術館へ行ってみたりってことをしてる。

基本的にはお茶に関する内容のものが多く

年が明けて最初の企画の今回は、天皇誕生日の金曜日サントリー美術館で開催中の

『400年遠忌記念特別展 大名茶人有楽斎 展』 へ皆で行ってきた。

去年から目をつけておいた展覧会なので、行くことができて良かった~。

 

美術館の展示を見てからランチにするか、ランチをしてから展示を見るかで悩み

先に展示を見てからだと時間が読めないので、ちょっと早めのランチにして

お店の予約を入れておいて、それから美術館へ行くことにした。

 

この日は気温がぐっと下がり冬に逆戻りなうえに、朝は雪予報が出るぐらいで

雪はちらつく程度で済んだけれど、冷たい雨になってしまった。

それでも電車が遅れるってこともなく無事六本木到着

予約をしておいた「酢重ダイニング六角」へ。

 

 

ノーマークだったから、ちっとも知らなかったんだけれど2012年からは入ってるのね。

今度母とサントリー美術館へ来る機会があったら、また利用してみたいわ。

 

私はおすすめのおばんざいセットで酢豚を頼みました。

 

 

お米は白米か玄米を選べて、玄米をチョイスして半量にしてもらいました。

色々おかずが沢山あって美味しかった。

御飯の量を半量にしてもらって上にごめんなさいで残したけれど、血糖値はそこそこ上がった

残念悲しい

おすすめはステーキ、銀鱈の西京焼きだそうです。

 

窓から外の桜並木が見えるので、桜の季節はとってもキレイそうでした。

もうちらほら予約が入り始めてるって話でした。

 

しっかりお腹が膨れたところで、フロアを1つ上がって美術館へ。

メルカリで招待券を集めておいたので

本来のチケット代よりも、ちょっとリーズナブルなお値段で入ることができました。

 

 

織田有楽斎というと、織田信長の弟で戦国武将

関ケ原では家康に付いて、江戸時代もサバイブして明治まで子孫が残ってるんですねぇ。

私には利休の十哲の1人である、茶人の有楽斎としてのほうが馴染みがある。

そして、国宝茶室の「如庵」って思ってしまう。

 

実は「如庵」はまだ見に行ったことがないのです。

ちょっと前の如庵の持ち主だった三井家の美術館には、如庵を写した茶室があったりするので

こんな感じ~というのはちょいちょい目にしているのだけれど。

一応、以前から本物の恕庵は犬山にあるのは知ってはいるんですが

お城や明治村には行ってても、茶室の如庵を見に行くチャンスがなかなかないのです。

如庵は、公開日が限られているので、その日程に合わせて行かないとって問題も。。。

実は、この如庵がある有楽苑で開催している初釜に行ってみたいなぁなんて

野望もあったりするんだけど(笑)。

それに、ずっと犬山観光ホテルにあるって思ってたら、新しいホテルに生まれ変わってた。

 

 

建仁寺の塔頭であったかつての正伝院で茶の湯三昧を楽しんでいた有楽斎が集めた茶道具は

ほとんど散逸してしまって行方がわからないそうなのですが

有楽斎が所蔵していたと伝来を持つ、名の知れた茶道具は残っているのですよねぇ。

そんな茶道具鑑賞を楽しんできました。

他にも、現在の正伝永源院に伝わる有楽斎の品をあれこれ見てきました。

 

 

鑑賞後は、ちょっと休憩ってことでお茶でもと思ったんですが

だいたいいつもどこも混んでいてって感じになってしまうのだけれど

今回もやっぱりどこもこんでいたり、昼の営業終了ってことになってたりで

お庭の見えるガレリアB1に一保堂茶舗さんがカフェを出店しているのを見つけ

そこで飲み物を買って、虎屋の和菓子でお茶にしました~。

私が頼んだのは抹茶ラテで、抹茶は片口みたいな楽風の茶碗で練ってから作ってました。

しかも、ラテの抹茶は松寿の昔だったかなぁ、とにかくお濃茶クオリティだったのでした。

 

 
 

楽しい大人の研修会でした~。