私も、最初から今の緩めの糖質制限をしていたわけじゃない。
ただ、糖質制限については以前から知っていたし
Dr.江部の名前も知っていてサイトも時々読んでいた。
最も、父の逆流性食道炎のことを調べていて、Dr.江部のサイトにたどり着いたのだけれど。
糖質制限はいくつかレシピ本ももってる(笑)。
でも、私自身は炭水化物大好きすぎて、なかなか実行することができなかったんだけど。
食事療法に関しては、多くの「あなたは、糖尿病です」と宣告された患者と同様、手探りから始まった。
リブレセンサーは教育入院をした6月半ばに初めて使ってみたわけだけど
当初はどう活かしたら良いのかは手探りでした。
SMBGとの乖離も大きかったしね。
でも、1日の血糖値の動きがわかるのが面白くて
保険では1個(14日間)/1ヶ月しか処方されないので、センサー1を自費購入し始めました。
暫く続けるうちに、食事での血糖値の特徴的な動きに気が付いた。
それが7月の動き。
この頃の実際のHbA1cは推測で8%ぐらいなので(7月は測定してないから)
実測よりかなり低いけれど、朝食後の血糖値が突出して高いことがわかる。
この状態を改善しないと、私のHbA1cは下がらないと考えた。
糖質制限へと食事療法を切り替えたのは、これがきっかけ。
この頃は、食後高血糖、スパイクという言葉も知らんかったわ。
この時診察を受けた医師が、代替医だったのもあって
病院で印刷してもらったリブレの結果を見せてこのことを訴えても
もっと上がる患者さんもいるから問題ないと取り合ってもらえなかったんだよねぇ。
でも、どうも代替医の言うことを信用ができず
これを改善できなければ私のHbA1cの数値は下がらないという考えのもと実験することにした。
食事の支度が面倒だったのもあって、朝はヨーグルトにミューズリーに低脂肪牛乳という
毎日、毎朝、同じ内容で、変わるのはたまに季節のフルーツが入るってこと。
ヨーグルトの量やミューズリーの量、配合バランスをあれこれ変えて実験の日々(笑)。
ミューズリーの量を減らすと、あからさまに食後の血糖値の上昇が変化することが分かった。
もちろん、体調もあったりしていつも同じ反応ってことじゃなかったりするんだけど。
8月に日内パターンをみると、相変わらず朝食後に大山ができてはいるものの
だいぶ低くなってきているし、散布しているドッドの山も低くなってきているのがわかる。
実験中だってこともあって、変動が大きいので薄水色のバンドがぐっと広くなってる。
実験していくうちに、ミューズリーは40gぐらいならなんとか
食後に血糖値が上がっても140mg/dLに前後に収まりそうだってことが判明。
そのことから、糖質の摂取量が血糖値の上昇に大きく関わっていそうだなと実感。
この頃から、お昼ももち麦と白米を半々にしたご飯を食べ始め、更に量を100gぐらいに減らした。
夜はエイヤっと、主食そのものを食べるのを止めちゃった。
リブレセンサーが返してくる数値は、私の場合低めで信用ならなかったりするけれど
アップダウンはしっかり拾うので、その形を見ながら食事内容を工夫することが定着したのでした。
糖質制限禁止を言い渡した主治医も、こうして効果が出ているのを目の当たりにして
絶対禁止は言わなくなった。
それには、私が自分の腎臓の状態を理解してタンパク質上等なことはしないことを分かってる
というのもあると思う。
糖質制限をすると、どうしてタンパク質の摂取量が上がるから腎臓に負担がかかることになる。
それに、糖質摂取を諦めたくないんだよね、だって美味しいから。
食い意地だけは永遠だわ(笑)
③に続く予定