こんにちは。
江南市の古知野中学校が四月から、自転車で通学する生徒に
「自転車運転免許証」を交付する取り組みを始めた。
学校独自の点数基準を定め、運転マナーを守る生徒は表彰し、
違反が目立つ生徒は免許を停止し自転車通学を禁止する。
全国各地で多発する通学途中の事故を教訓に、安全運転への
自覚を促す狙いだ。
江南市中心部に近い古知野中の通学路は、交通量の多い
大通りや、住宅街の狭い道路が多く、登下校時の事故の
危険性が高い。生徒の安全意識を向上させる対策が課題と
なっていた。
自転車通学は自宅から学校までの距離が一・五キロ以上ある
生徒が対象で、地元の陸上大会に出場するため練習で帰宅が
遅くなる生徒も特別枠として認めている。今回はその対象と
なる百九十人に免許証を発行した。
自転車通学の生徒に発行した自転車運転免許証=江南市古知野中で
免許証には運転実績を記入する欄が設けられ、生徒の登下校を
見かけた教諭が随時チェックする。
左側通行やヘルメット着用などの規則を守っていれば一点を
加算し、六点(特別枠は四点)になると表彰される。
一方、信号無視や二人乗りなどの違反は減点され、
マイナス六点(特別枠はマイナス三点)で免許停止となり、
一定期間、自転車通学が禁止される。
17日は、江南署員と県自転車モーター商協同組合江南支部の
会員が訪れ、自転車の点検方法や安全運転の心得を指導した。
三年の柳井陸君(14)は「得点が加算されるよう、楽しみ
ながらマナーを守りたい。もちろん、罰則にも気を付けます」と
語った。
生徒指導主事の河合荘太郎教諭(47)は「罰則よりも生徒を
褒めて、安全運転の大切さを自覚させる取り組みにしたい」と話す。
中日新聞 平成24年5月18日
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以前から自転車の交通ルールを守らない人たちが子供に限らず
大人でも多いのが気になっていました。
特に高齢者にも似たようなアイデアで、しっかりと運転マナー向上を
目指してもらいたいですね。
とくに年輩の人は、ブレーキをかけても、なかなか地面に足を
付けようとしないから危険。
ゆっくりとブレーキかけながら、やむを得ず地面に足を付けて
止まるのが道路の真ん中あたり。
これじゃぁ、ほとんど飛び出し状態。
いつ死んでもかまわないと思っているのでしょうか?
でも、ぶつけた加害者はたまったもんじゃありませんから。