リスクのないところにリターンはない | こうぼうのブログ

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こんにちは。






最近、ふと気がついたことがある。
それは、リターンがないということ。






確かに、仕事の変化の度合いが少ないように感じる

現状だが、この状況が毎日続くと、もうこれしか方法が
ないようにも感じてしまうことがある。






変化が少ないという現状維持。
それはそれで、ある意味うまく仕事が機能している
証でもある。





ただ、その現状について「感謝の意」がまだまだ
足りなかったわけで、慣れって怖い。(反省)
現状維持が一見して当たり前のことと思ってしまい、
向上への思考も停止したようだ。






何かを仕掛けるから、何かが返ってくる。





何もしないと、何も返ってこない。






じゃあ、どっちが楽しいのか?






仕事の成果・業績は、何もしないと、何も返ってこない。
しかし、現実はそうではないだろう。





それは、環境が常に安定状態であることが前提条件となるからだ。
環境が変化している現実では、やがて変化に適応できなくなり、
長期的にみれば、成果・業績は低下していくほかはない。






あるリターンを考えたとき、前提となるのがリスクだ。





リスクとは、一般的には「危険」という意味に使われるが
「不確実な出来事」という意味に使われることも多い。





「不確実な出来事」とは、その結果が
1.利益を得る可能性となって好ましいもの
2.損失を被る可能性となって好ましくないもの





この2つが常に同居している。






また、不確実性のことを「偶然性」あるいは「不測性」
と呼ぶことがある。






これは、どういうことだろうか?





すべての現象や出来事、結果は自然の法則に従うということである。
すべての現象や出来事は起こるべくして起こったものである。
たとえ人間の判断や行為によるものであっても、人間自体が
自然の法則によって存在するものであるから、「判断」や「行為」
そのものが自然の法則によるものであるという考え方だ。






ちょっと哲学的になったが、賛否は別として昔の人はリスクを
どのように捉えていたのだろうか?





リスクの語源はイタリア語のrisicareだそうだ。
その意味は、「思い切って試みる」
勇気を持って運命に立ち向かうといった積極的な行動を意味
していたのである。






リスクをとる行動とは、勇気をもって何かに立ち向かうこと。
その行動の結果が、「吉」と出るか「凶」と出るか?
自然の法則に従うわけである。






「吉」「凶」ともにリターンには違いないが……

まあ、「なるようになる」というわけか?