NOとは言わせない交渉術 | こうぼうのブログ

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三笠書房 


一応、新刊本ですが、古典の復活です。







こんにちは。







初版は1991年ですが、何度か体裁をかえて







出直し出版しています。







しかし、この本は名著なのです。






若かりし頃(今でも若いですが)、この本で






何度、助けられたことか……(しみじみ)






たとえば、「自分に有利な交渉条件をどうつくっていくか?」






そのひとつの方法として


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「今ある選択肢にこだわらない」というのがある。






「最良の選択」は、通常、既成の選択肢の中からは、





生まれてこない。





さまざまな選択肢を検討していくうちに徐々にカタチが





出来上がり、まったく新しいカタチへと発展していくのである。






従って、当初あなたがこれ以上のものはないと思っていた






「最良の選択」でも、さほど効果を発揮しないことが分かったら、






さらに改良していく必要がある。


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選択肢の幅を拡げる思考を、ここから学びました。





他には、「交渉は必ず期限を設ける」 という方法ですが、





交渉は長引けば長引くほど、よけいな時間を労力を使わなけ





ればならないので、交渉に期限を設けることの重要さも





学びました。





いま思えば当たり前のことですが、いざ実践となると、





これまでの経験と思考パターンが邪魔して思うように事が





すすみません。






交渉中は思考がどうしても狭くなってしまいがちなので、






あらかじめこのような古典をじっくり読んでおいて、





それから、交渉に臨むということをおすすめします。





かなり、心理的な余裕ができて冷静にふるまえそうです。






これからの人生観をかえるかもしれないほどの価値ある1冊です。