失敗の定義を事前にはっきりさせておく | こうぼうのブログ

こうぼうのブログ

ようこそ こうぼう へ 






こんにちは。





戦略をつくって実行しようとするとき、やっぱり
未来は不確実なのものである以上、失敗は避けられません。
それを無理して避けようとすると、立ち止まってしまい、
そこでもう実行不能。






だから、「あーでもない、こーでもない」と、試行錯誤を重ねながら、
戦略を修正していく必要があります。






「失敗したら修正すればいい」
「だから、まずやってみることが大事なんだ」
よく聞く話です。






ここに、大きな落とし穴が潜んでいます。





個人活動であればそれも可能でしょう。

でも、大人数の組織で運営されている会社や団体の場合、
「失敗した」という事態が、分からないことが多いのです。






結果的な数字を見て失敗したということがはっきりしても、
じゃあ、どうしてそうなったのか?
失敗の正体や真実は、ちょっとやそっとでは見つけられないでしょう。





儲かっている会社や団体であるほど、資金的な余裕があるので、
失敗をいつまでも繰り返して引きずる傾向があるようです。






詳細に描いた戦略であっても、本当に成功するかどうかは、
やっぱり、やってみるしか分かりません。






だとしたら、事前にやっておくことは何でしょうか?






まずは、
戦略に明確なストーリーを持ち、それを組織の隅々まで
しっかりと共有すること。






それから、
戦略のストーリーを描いた人が、こうなったら失敗であることを
あらかじめ、明確に決めておくこと。






そこから、
思い通りにいかないことや、
失敗を修正する学習が始まります。