こんにちは。
ある社内の雑誌に、保険代理店に対してアンケート結果が載っていました。
現状の課題についての質問回答です。
①個人の新規契約が減少している………………… 57.1%
②事務量が増加し、効率化されていない………… 36.6%
③生命保険の追加販売が進んでいない…………… 31.3%
④法人の新規契約が減少している………………… 28.4%
⑤お客さまの世代交代に対応できていない……… 18.4%
⑥満期落ちが多くなっている……………………… 16.7%
⑦お客さま情報が新規活動に活用できていない… 14.8%
⑧お客さま情報が入手できていない……………… 10.2%
もちろん、課題ですから未解決ばっかりです。
特に気になったことは、⑦
「お客さま情報が新規活動に活用できていない」ってことです。
この課題は、私どもの保険代理店といえども例外ではありません。
いつも、悩んでおります。
「お客さま情報」が、新規活動にまで活かされているのであれば、
それはもう究極の「お客さま情報」というわけです。
しかし、実際にはそれほど簡単なことではありません。
情報提供から新規契約に至るまで、
その中間に位置する大事な要素があります。
それは、現在のお客さまを維持すること。
「つながり」を保ちながら、新規商品を提案するチャンスを狙う。
「お客さま情報」は、
a)見込客の関係強化のため
b)現在の顧客維持・関係強化のため
c)新商品を提案し購入していただくため
したがって、一口に「お客さま情報」と言っても、
これら3要素の違いを明確に意識しなければなりません。
何のためにお客さま情報を活用するのか?
・関係性の維持か?
・それとも、新商品の案内か?
・その両方か?
とりあえず、訪問やDM,あるいはTEL・FAXでもって、
定期・不定期的に新商品を案内してみたけど、
新規獲得できないとみるや否や、すぐにやめてしまったのでは
「⑦お客さま情報が新規活動に活用できていない」ことに、
モロ当てはまるケースとなります。