信用を築く方法(松下幸之助) | こうぼうのブログ

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こんにちは。





《経営の神様、松下幸之助の経営問答より》






お客様からの信用というのはどうすれば
築けるのでしょうか?






信用というのは、ぼくは築こうと思うて築ける
もんやないという感じを持ちたいんです。
つまり、その人が誠実にその商売なり、自分の
努めというものを大事にしていくということが
積み重なって、自然に信用を得ると申しますか、
信用が生まれると申しますか、だいたいそういう
もんやないかと思うんですね。





利益にしましても、利益を取ろうということでやる
仕事やなくして、これをあの方に勧めてあげれば、
あの方も喜んでお使いになるだろうし、それだけの
利益もおありになるから、これはひとつ大いに勧め
てあげようということで、自分の商売に精を出す。





一定利益を頂戴(ちょうだい)することは、誰でも
考えてますから、その利益が自然に積み重なって、
儲かるというようなもんで、信用といものはそう
いうように私は考えますがね。





一つ物を売った、その売った物がはたしてうまく
使えているかどうか、一ぺん訪ねてあげたいなという
ようなことになって、訪ねてあげる。





「いやそれは結構です。うまくいってますよ」
「そうですか、それは結構ですな」
ということで、帰ってくる。





……そういうようなひとつの誠意とでも申しますか、
そういうことが自然に喜ばれ、信用されるということに
なるんやないかと思うんです。





……ぼくは、サービスでも何でも、真心から出るもので
ないと、いかんと思いますね。
一つの手段としてやるということは、やっぱり響きが
鈍いと思うんですね、何ごとによらず。(1957)




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特に、後半が ググッ ビックリマーク と くるところですね。





ここにも、サービスとか信用のあり方のヒントがありました。