こんにちは。
仕事はカネじゃない。
そんな境地にまで達しないのはヒヨコちゃん、のまま。
と思わずにはいられない出来事。
「保険は愛」 米国でもあったんです。
米国軍人とその家族を対象に会員制金融サービス
（銀行、生命／損害保険など）を展開するUSAA社と
顧客との事件。
ニューヨーク州の北部地方は猛吹雪に見舞われていた。
金融サービス会社ＵＳＡＡの社員のテファニー・バルデスが
受けた電話は、米国将校の未亡人、ローレス夫人からであった。
老齢のローレス夫人は、次のように語った。
自分は病んでいるが薬を切らしてしまった。
おまけに暖房の燃料がなくなり凍えそうになっている。
亡くなった夫がＵＳＡＡの保険証書を持っていて、
何か問題が起こっても誰も頼れる人がいないときには、
ＵＳＡＡに電話すればよいと話していた。
「夫はあなたが面倒をみてくれると言っていました」
社員のバルデスが記録を調べてみると、保険契約
はローレス氏の死亡によって終わっていることが分かった。
しかし、バルデスはそれで打ち切りにはしなかった。
ローレス夫人と電話をつないだまま、赤十字社に電話で
事情を話したのである。
その日の午後、ローレス夫人は薬を手にし、暖房にも
火がともされた。
社員のバルデスは、保険料金が納められているかどうかに
関係なく、その約束を実行したのである。
ＵＳＡＡの社員教育は他の多くの企業と違って、単に
「保険契約」のガイドラインを厳守させるものではない。
同社の従業員は顧客の拠り所（よりどころ）となることを願い、
顧客のことを「会員」と呼んでいる。
米軍の関係者に奉仕するＵＳＡＡは、「会員」に対して常に
変わらぬ感謝の念を抱いている。
どの階層の授業員も、「国家のために尽くしている人たちに奉仕
するのは大きな誇りです」と、私たちにその心情を語っている。
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こんなサービスのあり方がヒジョーに参考となります。
米国人は、お金儲けしか頭にない人ばっかりと思って
いましたが、こんな会社があったなんて、驚き。
（ちょっといい過ぎだったかな）
何か本物の「サービス」とか「おもてなし」を見たような気がしました。
まさしく「保険は愛」というカタチの具現化ですね。