建築家・武田五一設計の建物は何か?

 

 

 

 

 

岩倉具視幽棲旧宅にある

武田五一設計の建物は対岳(タイガク)文庫である。

 

昭和3年の竣工で、

平成19年に国の登録有形文化財となった。

 

鉄筋コンクリート造の平屋建て桟瓦葺。

 

東西棟の主屋に切妻妻入の玄関を突出し、

外壁は上部をスクラッチタイル貼、腰を洗い出しとする。

 

内部は陳列室と収蔵室に分かれ、

床板敷で壁を板張とする。

 

簡潔・軽快な意匠で武田五一の小品の好例とされる。