平岡八幡宮は、

右京・梅ヶ畑一帯の産土社(ウブスナシャ)で、

梅ヶ畑八幡宮とも云われる。

 

 

 

 

 

 

大同4年、弘法大師が神護寺の鎮守社として勧請し、

自ら僧形八幡坐像を描いて御神体とした。

 

現在の社殿は文久9年に造営されたもので、

希少な切妻造の本殿が、

平成12年に京都市の登録文化財に指定されている。

 

本殿内陣の「花の天井」は江戸期に描かれたもので、

綾戸鐘次郎藤原之信と云う画工の筆である。