の記念碑が立つ泉涌寺の塔頭は何処か?

 

 

今熊野観音寺は泉涌寺の塔頭。

 

空海が熊野権現の化身である翁から

十一面観音像を授けられて御本尊として安置した。

 

 

この霊地を選ぶのに錫杖で岩根を打つと

霊泉が湧き出し「五智水」と名付け

観音御利生(ゴリショウ=ご利益)の水として崇められた。

 

広大な伽藍は藤原緒嗣(オツグ)が造立し、

後白河法皇は持病の頭痛平癒をご本尊に祈願し、

御夢告によって平癒されたので

「頭痛封じの観音様」と崇敬を集めてきた。

 

西国三十三所観音霊場15番

と洛陽三十三所観音霊場19番の札所となっている。