医学校・啓迪院を開き、「医聖」と称されたのは誰か?
啓迪集
戦国期、京都で医学校・啓迪院(ケイテキイン)を開き、
「医聖」と称されたのは曲直瀬道三(マナセドウサン)。
京都生まれで、
下野国(栃木県)の足利学校で学んだ後、
名医として知られた田代三喜(サンキ)に出会い、
入門して季朱(キシュ)医学(明の漢方医学)を学び広めた。
室町幕府第13代将軍足利義輝を
治療した事で細川晴元や
三好長慶ら戦国武将の信頼を得、
念願の啓迪院が設立できたと云われ、
多くの医者を輩出した。