【⑨】「浴龍池」がある。その池の周囲には、

・隣雲亭(リンウンテイ)

・窮邃亭(キュウスイテイ)

・止々斎(現存せず)

といった御茶屋が配され、

後水尾上皇は春秋の季節を中心に

親しい者たちを召し寄せて、

これらの御茶屋を巡りながら

浴龍池で舟遊びをして修学院御幸を楽しんでおられた。

 

浴龍池の堰堤(エンテイ)は「西浜」と呼ばれ、

大刈込と云う植栽が離宮の見所となっている。