老中【②】松平定信によって行われた。

 

 

定信は、

陸奥白河藩第3代藩主で

第8代将軍徳川吉宗の孫に当り、

寛政の改革を行った人物である。

 

天明の大火以降の内裏再建に際し、

幕府側は復古様式での造営には消極的であったとされ、

定信は朝廷側へ費用がかさむ事から反対したが、

結果的には紫宸殿・清涼殿など

儀式関連の施設に復古様式が採用され、

規模も拡大された。

 

江戸下屋敷の浴恩園や

白河の南湖公園などを手掛けており

庭園愛好家としても知られる。