環境省によって行われており、
環境省京都御苑管理事務所は閑院宮邸跡内に所在する。
明治2年の東京遷都により公家町は荒廃していき、
明治10年から大内保存事業と云う整備事業が開始された。
土地の買収、建物の撤去、
周囲に石垣土塁が設けられ区域が明確化された。
天皇行幸の場合の準備として新道を設けると共に、
御所南門周辺区域の公園化も意図された。
同16年に事業は終了し、
以後「御苑」は宮内省管理になった。
昭和22年には国民公園として公開すると云う決議がなされ、昭和24年に厚生省の所管となった後、同46年に発足した【①】環境省の所管へと移った。