「御戸代(ミトシロ)」とは神前に献上する

稲を育てる神田の事で、

この日「上賀茂神社」では

田畑の虫害駆除を祈願して

神前に檜扇を献上する御戸代神事が営まれる。

 

 

この神事は天平勝宝2年に孝謙天皇が

上賀茂神社と下鴨神社に御戸代田を各1町寄進し、

その神田で働く人々をねぎらう為に

猿楽を奉納した事に始まる。

 

 

現在は賀茂御戸代能と呼ばれ、

翁・神歌・能・狂言等が奉納される。