①仁和寺は仁和4年に宇多天皇が創建した。

 

 

 

 

応仁2年にほぼ全焼したが、

寛永・正保年間に徳川幕府3代将軍家光から

寄進をうけた覚深(カクジン)法親王(後陽成天皇の第1皇子)

が再建復興した。

 

この時期の内裏建替えに際し、

旧・紫宸殿・清涼殿などを賜って金堂・御影堂などとした。

 

国宝の金堂は、

最奥の中門を過ぎた先に南面している。

 

桃山様式の入母屋造で、

屋根が檜皮葺から瓦葺に変わった以外は、

正面の蔀(シトミ)や向拝など多くに旧姿をとどめている。