国・重要無形民俗文化財に指定されている。
太鼓掛けや灯籠追い、
人形浄瑠璃などで知られるこの祭りは何か?
亀岡市の
薭田野(ヒエダノ)・御霊・河阿(カワクマ)・若宮
の4神社合同で行われる祭礼は、
五穀豊穣を願う神事と
祖霊の冥福を祈る盂蘭盆の灯籠行事が結び付いた祭で
「佐伯灯籠」と云々、
国・重要無形民俗文化財となっている。
農作業を表した5基の神灯籠や
人形浄瑠璃の舞台となる台灯籠などが
神輿と共に氏子域を練り歩く。
人形浄瑠璃で使われる人形は
30センチほどの京人形に竹串を取り付けた
「串人形」と呼ばれ珍しく、
文楽とは違った素朴な味わいがある。