「神変大菩薩」の号を与えた天皇は誰か?
光格天皇は慶光天皇第6皇子、
母は大江磐代(イワシロ)。
徳川幕府下で朝廷復権に尽力し、
近代天皇制への基礎を作る。
天明8年大火で内裏が炎上し、
天皇同母弟・盈仁(エイニン)法親王が
門跡の聖護院を仮御所とした。
聖護院は増誉(ゾウヨ)大僧正が
白河上皇の熊野御幸の先達を務めた功績で
賜った寺院で門跡寺院となった。
修験道・本山でもあり
寛政11年修験道開祖・役行者(エンノギョウジャ)1100年遠忌
に光格天皇が勅書で「神変大菩薩」と諡号を贈った。